12/6/2023, 2:59:59 PM
#逆さま
ふとした拍子に君と言い争いになった。
とても小さくてくだらない事。それなのに揉み合いにまで発展して、階段の踊り場で喧嘩をしていたのがいけなかった。
ズルりと足を滑らせた君は、真っ逆さまに階段から落ちていき、次の瞬間僕に聞こえてきたのはドシャリというどこか気味の悪い音。
その音に慌てて階段の下を見下ろすと、そこには血の池と変わり果てた君の姿。
違う、違う、違う!!
僕は悪くない!悪いのはあんな些細なことで僕に突っかかってきた君だ!
だから、僕は悪くないんだ!!
自分に言い聞かせるように何度も何度も呟いた。
12/5/2023, 2:42:54 PM
#眠れないほど
夜、眠る前に君を想う。
今、君は何をしているか。
考え始めると眠れなくなる事もあるけれど、最後君が明日も幸せであるようにと祈りながら目を瞑る。
明日の君の笑顔が見たい。
12/3/2023, 3:21:29 PM
#さよならは言わないで
さようなら。
君からの別れの言葉。
またね、でもバイバイでも無く、さようなら。
君は僕と決別したいのだとやっとそこで悟った。
僕はまだ君とさようならをしたくなかったのに。
さよなら、なんて言わないで欲しかった。
君とずっと共にありたかった。それでも君は他の男を選んで僕を捨てた。
さよなら、さよなら。僕の初恋のヒト。
12/1/2023, 3:27:42 PM
#距離
最近は君と関われると嬉しくて、とっても幸せ。
だけど、君は嫌そうな顔をする事もあるし、嬉しそうに笑ってくれることもある。
僕と君の心との距離はあと、どれくらい?
11/29/2023, 2:47:07 PM
#冬のはじまり
空からふわりふわりと白いものが落ちてきた。
手の上に乗り、すっと溶けたそれは久しぶりに見るゆきだった。
明日から寒くなるぞ。
俺は独りごちて、コートのチャックを1番上まであげたのだった。