8/17/2023, 11:16:14 AM
#いつまでも捨てられないもの
高校最後の部活の日。
後輩からお疲れ様でしたと言われ渡された、色紙と記念品のハーバリウム。
手作りだというハーバリウムは、確かに素人が作ったのが分かるような出来栄えだったけど、わざわざ自分たちのために時間を掛けて作ってくれたのかと思ったら、未だに捨てられない。
ある意味、呪いだよね。
8/16/2023, 9:37:31 PM
#誇らしさ
僕は人を助け続けた。
あなたの自慢の息子であるために。
あなたにとって僕は装飾品。
最期に聞かせてください。
僕は、あなたにとって誇らしい息子でしたか?
8/15/2023, 3:08:39 PM
#夜の海
昏い、夜の海辺で1人歩く。
昏くて怖いのに、1人で歩いていると周りに人が居ないことに安心出来て、心が軽くなる。
明日もまた仮面を被らなきゃ。
良い子の仮面、変な子の仮面、可愛い後輩の仮面。
疲れた、今日も疲れた。
このまま海に沈んでしまおうか。
なんて、それすらできない臆病者の俺は、明日もきっと1人でここを歩くだろう。
8/15/2023, 1:02:57 AM
#自転車に乗って
自転車に乗っているとどこまでも行けるような錯覚に陥る。
風に乗って、走って走って走る。
楽しい、その感情が自分の心を占めるけれど、自転車から降りた瞬間、何してたんだろって虚無に陥る。
少しぐらい、錯覚に支配されたままでも良かったなぁ。
8/12/2023, 3:26:00 PM
#君の奏でる音楽
風に乗って、バイオリンの音色が聴こえる。
優しくて暖かい。君の奏でる音色。
こうやってこの音が聴けるのが僕だけだと思うととても心地良い。
これからも僕だけが聴き続けられたら良いのにな。