これまでずっと
これまでずっと、この関係が壊れるかもって思って言えなかったんだけど好きなの。ごめんなさい。
と、涙を流した私をそっと温かい手で抱きしめてくれた。
そうなの? こんなこと言える立場じゃないけど、もっと早く言ってくれれば良いのに。私も好きだよ?ずっと、あなたのこと。
幼馴染は、私の耳元でそう呟いた。
今日からもよろしくね。
差し出された手をゆっくり握ると、
これからは堂々と手を繋げるんだね。
その一言が嬉しくって顔をくしゃくしゃにして笑った。
繊細な花
ヤフーで繊細な花と調べたら、関連で「繊細な花 ホロウナイト」と、出てきた。ホロウナイト、そんな名前のお花もあるんだ!とワクワクしていると、それはゲームの名前だった。お花を見ることはできなかったけれど、そういうゲームもあるんだと、一つ知識が増えた。
1年前
1年前の6月は何してたかなと振り返ると、6月下旬に行く京都旅行の計画を立てていた頃だ。仕事を辞めて、まだ貯金もたくさんあって、休んでいる期間だった。
1泊2日に詰め込みすぎるのはやめようと、修学旅行以外の初めての県外旅行で学ぶことができた。私たちはもう体が軽いわけでも、体力が有り余っているわけでもないのだから、京都旅行は2泊ぐらいしないと。疲れるし、見終わらない。人がまだ少なそうな梅雨の時期を選んだのに、雨なんて関係ないらしい。人多かったな。京都また行きたいな〜、今度はゆっくり。
やりたいこと
これからやりたいことなんて、二十歳を過ぎた私でもわからない。そのうちやりたいことが見つかって、正社員で働いているだろうなんて、高校生の時は思っていたけれど、自分のやりたいことって簡単に見つからないもんなんだな。自分のことなのに他人事みたい。
「趣味を増やしてやりたいことを見つけていく」なんて甘ったれた考えだろうか。
世界の終わりに君と
「世界の終わりに君と過ごす」そんな妄想叶うわけないか。ただ見ているだけの片想いの私は、あなたの隣にいる資格なんてないもんね。