無垢
私には「純粋無垢」という言葉は似合わない。私の心はいつから汚れていただろう。真っ白な優しい心で、物事を見ることができたらよかったのに。
よく、「柔らかい性格だからね」と言われるが、そう言う人はまだ私の真っ黒な部分を知らないのだ。きっとそう思い込んでいる人たちは驚くだろうな、私の最近の口癖が「くそボケが」だと。
「ごめんね」
いつから「ごめんね」と素直に謝れなくなっただろう。大人になると、言い方がごめんなさいから、すみませんに変わった。同じ職場で働いている仲間なのに、すみませんなんてそんな距離を置いている様な言い方。
友達に悪いことをしたなと思った時、私は真っ直ぐに「ごめんね」と言えるだろうか。友達には「すみません」なんて言いたくないな。
半袖
まだ5月なんですけど?
半袖って勝手なイメージ、7月から着るって感じなんですけど。
最高気温28度、、、え? 夏やん。梅雨がこれからなのに、夏、梅雨を越してるやん。
やめてくれる?
風に身をまかせ
私もたんぽぽの種の様に風にまかせてどこかにいけたらいいのに。休日は家で1日を過ごすことが多い。どこにも行きたくないし、人にも会いたくないし。だから直接日光を浴びることもなければ風に当たることもない日は結構ある。
2階のベランダに身を乗り出して、強い風が吹いたなら、私をどこかへ連れて行って。
失われた時間
私の時間は、私によって失われている。
あの時もっと早く起きていれば、遅刻しなかった。
あの時もっと早くお風呂に入っていれば、寝てしまって気づけば朝になっている、なんてことは起きなかった。
あの時もっと早く行動していれば、薬局の閉店時間前に間に合ったかもしれなかった。
あの時もっと広い大きな心を持っていれば、彼と別れることはきっとなかった。
私の時間は、私のせいで無駄になっていることが多い。ならばこれを次に活かしていけば私にとって素敵な時間を作り出すことができるはずだ。有意義な時間を過ごすように。