理想郷
頭の中から離れなかった人が、急に目の前に現れて、私にこう言う。
「ずっと君を探してた。ずっと忘れられなかったんだ、別れたあの時から」
「私も、、、あなたのこと、忘れられなかったの」
長い時間を経て私たちは想いが通じ合う。その場で2人は抱き合ったあと、誰も来ない路地裏でキスをする。
なんて、全部理想郷の出来事。早くこの理想郷から離れないと、忘れないと。
紅茶の香り
本と、缶に入ったちょっとお高いクッキーと、クラシック音楽を流してみたりして、紅茶の香りに包まれながらこの雰囲気に溺れていく。本日の主役、紅茶と一緒に読書タイムを。
私の日記帳
私の日記帳はすごくかわいい、と思う。日記帳の見た目とか、書いてある内容とかではなくて、中身だ。百均の普通のノートを使っているし、その日にあったほとんどのことを書いているから、ムカついたことも書いてあるし。じゃあ中身がかわいいとはなんなのか。私は日記を書く前に、まずコラージュをするのだ。色やテーマを決めて、それに沿ってコラージュする。その、コラージュした上からその日の出来事を書く時間が大好きだ。時間はかかるけど、結構楽しいですよ。
明日、もし晴れたら
明日の予定は、朝から夕方までバイト、夕方から夜までバイト。明日は一日中バイトの日だ。蒸し暑くて、風がほとんどなくて、蝉の声がうるさい、そんな中歩いてバイト先に向かうんだろうな。あーやだやだ。でも雨が降っても嫌だから、無言でいつもと同じ道を歩こうか。雲が少しでも太陽を隠してくれたらいいな。
だから、一人でいたい。
自分のことは自分が1番知っている、たぶん。私は私のことを研究してないからなんでもわかるわけではないけれど。好きなことや、嫌いなこと、今したいこと、後からしようと思ってること、それを考えている時間を崩されるのが嫌いだ。一人の時間を満喫して、不意に「あー彼氏ほしい」と嘆いて、「ま、でもいっか」って開き直る。こんな私は悪くない。周りに気を遣わないこの感じ? 結構すき。だから、一人でいたいかも。