ゆう

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7/7/2025, 4:45:57 AM

気づけば、夏は始まっていた

私は風邪引いて布団の中

完全に出遅れた

SNSを見ると、みんな夏を楽しんでいて

少ししゃらくさい

でも、その中でも夏の青空の写真は綺麗だった。

まだ見ぬ夏の空を想う。

まだ見ぬ空があるのだ。

可能性は無限だった。

夏は、まだ始まったばかりだった。

今年の夏も暑くなりそうだ。


ふと窓から夏の青空を見上げ、


そう思った。




空恋

6/29/2025, 8:50:51 AM

夏が好きだ。

夏は特別なんだ。

夏の終わりは必ず後悔する。

もっと夏を味わえば良かった、って。

気がついたら夏は終わっていた、

そうなりたくなくて、ここに備忘録を残してみる。






夏の気配 ENDLESS

6/19/2025, 9:54:16 AM

「宇宙の最小単位ってひもなんだってぇ。」

独特の間延びした声で空美が言った。

彼女の名前は空城 空美(くうじょう そらみ)。
私の幼馴染みだ。

空美はなぜか科学雑誌Newtonを愛読していて、
毎号欠かさず読んでいるらしい。
空美の部屋の本棚には、
過去数年分のNewtonがずらりと並べられていた。

空美は続けた。
「でさ『超弦理論』っていうんだけど、
 『超ひも理論』ともいうんだよね。」
「なんでひもなのかな?」
「見えないくらい小さいのに、ひもなんておかしいよぉ。アハハ」

空美は能天気に笑っていたが、
意外と鋭い指摘かもしれない。

「超弦っていうんだから、糸の方がよくない?」
私は答えた。

「たしかに~。じゃあ、超いと理論だね。」
といって、空美は目を細めてにこにこと笑った。

私は空美のこの笑顔が好きだった。
空美の制服は白くて、ふわふわしていて、いい匂いがした。

私がいま空美に見えているものも、
糸でできているのかもしれないと思った。

もしかしたら、赤い糸と呼ばれるものも
同じような物質でできていて、
最小単位まで拡大してみたら、
見えたりするんだろうか。

私の赤い糸の先は、
どこに続いているんだろうか。


空美のにこにこした笑顔を見ながら、
ふと、そんなことを思ったのだった。




「糸」 完

6/6/2025, 9:44:48 AM

10代の頃
私は
水たまりの中をみつめては
水たまりに映った向こう側の世界に行きたいと
よく夢想したっけ





水たまりに映る空

6/4/2025, 9:21:47 AM

「You must
    be happy forever!!」
    
(あなたが永遠に幸せでありますように)


YAKUSOKUDAYO END

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