ゆう

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2/21/2025, 9:25:11 AM

ゆでたまごとか無限に食べられるから、
いつか山ほど食べてみたい。

プリンとか無限に食べられるから、
いつか死ぬほど食べてみたい。

寒天ソーダは食べきれないから少しでいいや。

『ひそかな想い』

FIN

2/20/2025, 9:56:47 AM

なんか、なんかだなー
なんか、なんかなんだよな

なんかどっかを見るとするじゃん?
例えば、この玉子焼きでも見るとするじゃん?
そしたら、玉子焼きも私を見てるじゃん?きっと。

例えば、この寒天ソーダを見るとするじゃん?
そしたら、寒天ソーダも私を見てるじゃん?きっと。

例えば、この色相環を見るとするじゃん?
そしたら、色相環も私を見てるじゃん?きっと。

5R(赤)は「元気か?」って言ってるし、

5PB(青)は「今日は寒いね。寒気の影響だね。」って天気の話を振ってくるし、

10GY(緑)なんて、
「ストレスたまってないかい?たまには自然の中でリラックスするといいよ」って私を気遣ってくる。

彼氏かよ。

いや、そうじゃなくて、なんか、なんかなんだよ。

なんか見られてるんだよ。

私が見るものすべて。
私が見ると向こうも私を見てるんだよ。

「ん?(ニコォ)いま見たね?」って言ってる気がするんだよ。
すべてに見られてるんだよ。

私を覗いてくるんだよ。

実は、覗いてくるのは深淵だけじゃないんじゃね?

全部じゃね?

全部深淵じゃね?

ほら、
夏に海に行ったときも、
山に行ったときも、
川で遊んだときも、
花見をしたときも、
紅葉見たときも、

玉子焼きを見たときも、

寒天ソーダを見たときも、

あなたを見たときも、

ぜんぶ、ぜんぶ。

そして、ある時、卵を見つめてたらパカッと割れて、

玉子焼きもパカッて割れて、
寒天ソーダもパカッて割れて、
乾燥ポテトもパカッて割れて、
色相環もパカッて割れて、
海もパカッて割れて、山もパカッて割れて、川もパカッて割れて、
花もパカッて割れて、紅葉もパカッて割れて、
深淵もパカッて割れて、

中からなんだかよくわかんないもやもやしたものが出てきて、

「やぁ」って言ってきたから、

「やぁ」って返して、

「おはこんにちばんわ」って言ってきたから、

「おはこんにちばんわ」って返して、

「僕が神だよ」って言ってきたから、

「そうなんだー」って返した。


でも、私はたぶん、なんかわかんないけど、
本当に神なんだって思った、かな。



『あなたは誰』

2/19/2025, 9:54:59 AM

探していた。

物をではない。
理由を探していた。

ある時を境にぱったりと見なくなった。
いや、気づいたら消えていたのだ。

物を、ではない。
理由でもない。
概念が消えていたのだ。

それがどんなものか思い出せない。
おぼろげだ。
使途不明だ。

物でもない。
理由でもない。
概念でもない。
存在が消えていたのだ。

天界にあるという概念の墓場。
そこにある木製の引き出しの中にそれは仕舞われていた。
引き出しの中は暗くて寂しそうだ。
その引き出しの隅にそれはあった。

古い概念の引き出しと新たな概念の引き出しがあり、
古い概念と入れ替えに新たな概念が取り出されていた。
新たな概念の引き出しは空になっていた。

何が仕舞われているかわかるように、
引き出しにはそれぞれ名前が書いてあった。

こうして古い概念が仕舞われては新たな概念が生まれていくのだろう、か。

引き出しにはそれぞれこう書いてあった。

「手紙」
「LINE」



『手紙の行方』

2/18/2025, 9:57:59 AM

はぁ、最近私輝いてない…

元気がない。

体力がない。
気力がない。

昼間は常に眠いし、夜はもっと眠いし、帰ったら寝るだけ。
趣味的なことをやる元気もない。

てか、趣味ってなんだっけ?

ほら、こうして歩いてるだけで息切れしそうだ。

なぜなのか。

『それはね、本当の君は眠ってしまっているからさ』
声が聞こえた。
銀髪の彼だった。

『眠いというのは気分じゃない』
『本当に眠っているからさ』
『なんのことかわからない、そんな顔をしているね』
『つまりこういうことさ』
『体は起きていても、君の本体は眠ってしまっているんだ』
『体が本体じゃない、君の本体は別にあるんだ』
『それは君の奥深くさ』
と、近未来ロボットアニメイションの銀髪の彼に似た彼が言った。

『それを思い出してごらん』
『現実があまりにも強すぎるんだね』
『だから現実が本体だと思ってしまうんだね』
『わかるよ』
『でも現実が「すべて」ではないのさ』

現実が強すぎる、か。
現実とはまやかしに過ぎないということか。
そう、現実はあまりにも強くて辛くて厳しくて、
心が疲れて、眠ってしまいたくなるんだ…


そして、私は眠ってしまった。
夢を見た。

幼い頃の夢だった。
どんな夢かは覚えていないけど、
とてもやさしくて、あたたかい夢だった。

『フフ…よかったね。』
と最後に銀髪の彼が言った。

そして、私は少し元気が出た。

夢の中で見た私の本体、
本当の私は、まばゆく輝いていた。



『輝き』

12/30/2024, 10:30:46 AM

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        「1年間を振り返る」

             ー完ー

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