「水を飲むと血液がさらさらになるんだって。」
じゃあ、気をさらさらにするにはどうしたらいいの?
「空気を取り込むといいよ。思いっきり深呼吸してごらん。」
すーーーーーーっ
はーーーーーーーーーーっ
さら お
さら わ
り
飼い猫のしっぽを
うっかり踏んづけてしまったときは、
焦って何回も名前を呼んだ。
抱きしめると力無く
にゃ~って鳴いたっけ。
しばらくしたら、
しっぽを振ってくれて安心したんだ。
その振り方は不機嫌の時のだけど。笑
君の名前を呼
ん🐈
だ日 完
すべてを正そうとするな。
理想に捕らわれるな。
ありのままでいい。
いまが、どんなにクソでも。
どんなに金がなくても。
どんなに苦しくても。
ありのままのありったけを叩きつけろ。
それがそのまま、おまえの歌になる。
歌とは、そういうもんだ。
【歌】
完
映画のスタッフには記録という係がいて、
そのシーンで着ていた服装や髪型、
アクセサリーなどを記録しているという。
つづきのシーンを撮る時、
急に服装が変わっていたり、
髪型が変わっていたり、
アクセサリーが変わっていたりしたら、
一貫性がなくなるからだ。
つまり、
違う日でも、記録をもとに同じ服装をすれば
つづきのシーンが撮れるというわけだね。
でも、よぉくみると、
たぶん演者の顔つきとか、声のトーンや、
全体的なコンディションは、
微妙に異なると思うのだ。
そこを見分けたいと、
思う私であった。
昨日と違う私
おわり
右手を見て不安になった。
左手を見て誇らしく思った。
それは左脳より右脳の方がこの世界の真実に近いからさ、
と、近未来ロボットアニメイションの銀髪の彼に似た彼は言った。
そうして彼の腕の中に宇宙(そら)に抱かれる夢を視たのだ。
私と言う初春の履いた初蜜のスカートの僅かな隙間。
二本の肉と肉の間からは私と言う幼少期の人格が流れ落ちた。
土が紅に滲んだ。
空に溶ける 完