ゆう

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3/15/2025, 11:35:08 AM

「相手に悟られている」
と感じると、途端に心が落ち着かなくなる。

そうして「落ち着かなくなっていることが相手にバレている」
と感じると、ますます落ち着かなくなる。

発端は自分なのだが、
急にまわりの視線が気になる時があるだろう?

自分がそわそわし出したことに相手が気づいて、
相手が自分に気を遣っているのを感じたりすると、
さらにそわそわに拍車がかかる。
落ち着かなくなる。もうあかん。
気ぃつかわんといて。って思う。

相手が気を遣い出した=自分の異変に気づいた
=自分の内面を察した=自分の内面がバレている
=自分の内面が悟られている
という方程式が成り立ってしまう。

やめてほしい。
いや、相手は悪くないんだけどさ。
いや、気のせいかもしれないんだけどさ。

その気まずさに耐えられないのだ。

『あはは、大丈夫だよー』
『気まずくってもいいじゃない』
『気まずくって何が悪い?って開き直るくらいでいいんだよー』
と漫画「東京大学物語」の水野遥似の少女の声が聞こえた。
たまに聞こえるのである。

『そういう時はタスクを与えるといいんだよー』
『何かに集中してる時は気にならなくなるよ』
『君、集中力はあるもんね』
『私、知ってるよ』
甘い匂いの春の風に、
甘い匂いのする髪を揺れさせて、
水野遥似の少女はにこにこしながら言った。

その甘い匂いに、またそわそわしたのだった。



―心のざわめき―
<壱>



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「拝啓

あなたはいま、心がざわざわしているでしょうか?
わざわざこれを書くということは、もうお分かりですよね。」

という手紙を、ゆうべ机の一番上の引き出しの奥から発見したが、
ベッドの下になにかの気配を感じたこと以外は
特に変わったところはなかった。


―心のざわめき―
<弐>


3/14/2025, 9:59:15 AM

「秘密の場所は絶対誰にも教えたくない」

共有したくない
シェアしたくない
SNSが好きじゃない
発信したくない
本当に大事なものは絶対誰にも教えない

その場所でたばこを吸ってる奴がいたから消した
その場所で空缶をポイ捨てした奴がいたから消した
その場所でカップ酒をポイ捨てした奴がいたから消した
その場所でカッコつけてる奴がいたから消した

嫌な奴をすべて消した

嫌なものをすべて消した

嫌なことをすべて消した


空は高く青く染まり、

海は深く蒼く染まり、


そして私は透明だった。



『透明』
END

3/13/2025, 9:57:21 AM

「自分の人生をもっとクリエイトしようと思う」
そう心の中で繰り返していた。

仕事だからと、みんなそうしているからといって、
やりたくないことをするには限度があり、
自分で決めたことならいいが、
決めてないし、やりたくないことをやることは
自分にとっていいことではないと感じる。
それは自分にとって幸せではないからだ。
流された人生。
そんなのは嫌だと思った。
意志を、我を貫くのだ。
こうしたいと思ったことを貫けば、きっと幸せさ。

流される日々を繰り返すのか、
自分の人生は自分でクリエイトする日々を送るのか、

人生の分かれ道だ。

これは自分にとってターニングポイントなのだ。

そして、それはよりハッピーな日々へのきっかけに過ぎないのだ。

だから、大丈夫。
なにがあっても、
それを忘れなければ、
幸せでいられるさ。


『終わり、また初まる、』

END.LESS

3/12/2025, 9:59:32 AM

ママはね、
ひとはしんだらお星さまになるっていってたから、

わたしは、
「じゃあ、空はどんどんお星さまだらけになっちゃうね」
っていったんだ。


END

3/11/2025, 9:53:36 AM

切実な話をしようか
 わたしはたばこが嫌いである
  嫌煙家である
   ノースモーキンガーである
    この世からなくなればいいのになぁと思っている
     よって願いは1つしかない
      戦争のない平和な世界である
       なくなればいいのはたばこよりも先に戦争であったようだ


願いが1つ叶うならば

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