7/11/2024, 3:51:11 AM
「逆にイライラする度に親切にしてみたらどうだろうか」
そう言われて私は、はたと気づいたのだ。
そうさ、すべてはそれさ。
本来の君は豊かさと愛に満ち満ちているんだ。
嫌なことがあるたびに心を曇らせているだけなんだ。
それはエゴさ。
本来の君は黒ごまプリンにも、寒天ソーダにも、目玉焼きホットプレートにもなれるのさ。
そう近未来ロボットアニメイションの銀髪の彼に似た彼に言われ、
私はわたしであって私でなくて、地平の先にあるであろうわたしにも思いを馳せたのだ。
本当の私は、
きっとずっとここで眠っていたのに違いなかったのだ。
『目が覚めると』 ー完ー
7/9/2024, 10:51:26 AM
だからって寒天ソーダを毎日食べなくてもいいじゃないか。
だいたい寒天ソーダとはなんなのだ?
なにかはわからないが、それを、私は、食べて、毎日、いたの、だっ、た。
ー完ー
7/9/2024, 9:23:35 AM
街灯のない道のほうが落ち着くんだ。
ほら、夜の墓地だって落ち着くだろう。
夜の墓地で問うてみたところで答えはなかった。
ー完ー
7/6/2024, 10:38:21 AM
独りが好きだ。
友達はいらない。罪悪感がある。
それは幼少期、遊ぶ約束をした友達をほったらかして、あの青い国民的アニメイションのゾンビなんたら逆襲がなんたらとかいうゲームの攻略本を買いに行く友達を選んだ罪悪感からかもしれない
友達に攻略本を独り占めされるような気がしたのだ
私はその青いアニメイションが好きだった
いま思えば遊ぶ約束をした友達も誘って行けばよかったのに
その提案ができなかったのも子供ながらの罪悪感ゆえにだろう
7/6/2024, 6:39:23 AM
遠方の、深遠の、球体の上の上
球体以外の存在に思いを馳せたい
そんな夜もあるだろう