雪が降ったらなにしよう?
雪合戦とか、雪だるまを作るのも良いね。
でも君は遠くに住んでるからこうやってメールでしか話せないね。
また一緒にゲームとかしようね。
友達から一件メールが送られていた。
でもその友達はもう亡くなっている。
私は、過去から私にメッセージが来たのだと思う。
彼女は今日で16歳だな。
5年前に戻れたらな⋯なんて叶わないことを思う。
私は、布団に潜って目を閉じた。
君と一緒に、どこかへ行ってみたい。
君と一緒に、美味しいものを食べたい。
君と一緒に、死にたい。
君と一緒にしたいことがまだまだ沢山ある。
君のしたいことも言って良いんだよ?
君のすべてを知りたい。でも、もう君は⋯
喋れないもんね。
紙に書く?いや手も無いし⋯
どうしよう⋯あっ!
目は口ほどに物を言うんだっけ?
でも瓶の中に入れちゃった。
どうしたら君のすべてを知れるかな?
幸せとは、人が感じる「感情」の一つだ。
例えば、美味しいものを食べて「幸せ」と感じたり、楽しいことがあって「幸せ」と感じると思う。
些細なことでも「幸せ」と感じれる人や、なにか日常的ではない大きな事でやっと「幸せ」を感じる人がいる。
人によって「幸せ」は、様々だ。
私の「幸せ」は、日常生活だ。
でも私の「幸せ」はいつしか消えていた。
なぜだろう、道を間違えたのかもしれない。
親は事故死し、親族は病死した。
孤児院で長年育った私は、やっと迎えられた。
無事に社会人になり、結婚して子供もできたのに。
まただ。
また家族が消えた。
なぜ私から「幸せ」を奪い取るの?
それから私は一人で過ごす事を決意した。
1月1日
初日の出を見た。
僕は絶対に初日の出を見たいんだ。
理由は、彼女の命日だからだ。
彼女は病弱のくせに運動が好きで、毎年初日の出は絶対に見ていた。
でも彼女は、去年の冬に亡くなった。
去年、彼女と約束した事がある。
「私が死んでも、初日の出は見に行ってね」
彼女は約束をした次の日に亡くなった。
彼女が死ぬ前にくれた手紙を持って僕は、日の出がきれいに見える二人だけの秘密の場所に向かった
途中で彼女の好きな花を、墓に添えて。
日の出はとても綺麗だった。
なぜだか横で、彼女が微笑んでいる気がした。
終わり…題 今年の抱負 日の出
私は今年、成し遂げたいことがある。
それは、あなたと一緒に過ごすことだ。
「そんな事でいいの?」とあなたは言うけれど
「私はこれが良い」んだ、これじゃないと嫌なんだ。
私の寿命は約10ヶ月しか無い。
だからあなたとの思い出を、胸に抱いて最後を遂げたいんだ。
だから泣かないでよ。
最後は笑っていてよ。
もう、思い残すことはなかったのに。
私はもっとあなたといたかった。
あなたへの気持ちを手紙に書いたよ。だからもう、泣かないでね。