3/13/2023, 10:42:00 PM
おはようと言った覚えもない。
ばいばいと言った、じゃあまたな。と言った。
顔をあげて、ぺこりとおじぎをした。
あたりは暗く、おふろやごはんが待っている。
布団がまっている。
何を話したかも覚えていない、ごはんの味も。
だけどゼリービーンズみたいな甘さに包まれて、にたにたしてた。
花の香りも知らず移る景色に身を委ね。
流れる映像を見ていた。
中に飛んだボール、落下点めざす。
全力で笑う。朝の匂い、草がぬれる。透き通る。
みんな準備をしている、知らなくても。
忘れてしまった、夏の風。
良い思い出はずっと隣で私を形造る。
3/13/2023, 4:51:39 AM
目に映る美しいもの全て
聞こえてくる美しい音全て
もっと知りたい
あなたに近づくため
3/12/2023, 1:09:46 AM
きみがとなりで楽しそうに笑っている
そういうことなのだと、
いまごろ気づく。
大事なことほど素通りしがちである。
3/10/2023, 2:31:03 PM
ゆっくりと静かに彼は歩いて行った。
確かな足取りで。
私は少し呆気に取られたようなおももちで、
それを見た。
彼はその歴史を感じさせる声で穏やかに話した。
それを聞いて胸に迫るものを感じた。
それほど私は彼について詳しく知っているわけではないのに。
その言葉が彼について語るのだ。
確かに彼はこの道を歩んできたのだということを。
それが私の胸を打つのだろう。
「過ぎ去った日々」
3/8/2023, 2:24:15 PM
憧れるには
今はまだ空気が淀んでいて
何も心配せずに歩くことはできないけど、
いつか森の中にだって歩いていける。
そこでぐっすり眠る君に会うこともあるかもしれない。
憧れの月夜に。