人は手を取りあって生きるべきです。
これは小学生の時に植え付けられた道徳に過ぎないと思っていた。
私を助けるのは私か他人。
私を苦しめるのは他人か私。
結局自分で救っているんだ。
抑圧、合理化、同一視、投射、反動形成、逃避、退行、代償、昇華。
フロイトは素晴らしい人物だ。複雑な感情をこうもまとめてしまう。
でも、これを見る度思うんだ。
~ 私は自己防衛すら出来ていない ~
自己嫌悪に駆られる毎日。そんなのはつまらない。
なんかもういいや。
さよなら。世界。
今日も私は人を殺した。
寝入り故
通知を1つ
見過ごした
彼女の訃報
後悔の朝
目が覚めると草原が見える。遠くに並ぶ山々でさえも存在感は無いに等しい。
僕はいつも通りに薪割りをしたり川に魚用の罠を仕掛ける。
家では鋳型を用いてナイフを作っている。
井戸から組み上げた水はとても美味しかった。
それを料理に使う。
そしてぐっすりと眠る。
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目が覚めると天井が見えた。
夢は自身の理想郷に過ぎないのだ。
親友と喧嘩した。きっかけは小学生のようだった。
高校生で初めて出来た友達ととても仲が良かった。毎日挨拶を交わし、無駄口を叩き、予鈴がなるまで一緒に話して……。瞬きをして涙が出ていたことに気づいた。これまでの日々が無くなってしまう未来が視えてしまった。
「本当は好きな本を語りたいだけなのに…。」
視えた未来は大体変わらない。体が恐怖で最悪のイメージを助長し、心を真っ暗闇に連れ込んだ。
失恋ってその気持ちが失われることでは無いんだよね。
だから失うんじゃ無くて自ら捨てるんだら。その思いを。
恋は冷めたか捨てたかでしか終わらないんだよ。
人は感情に名前を付けたがる。でもそれは言葉がその人の想いの全てでは無い。きっと本質は汲み取るしかないんだよね。
つまり、気持ちは人が豊かに生きている証拠なの。
それだけだ。