8/16/2023, 6:00:48 AM
『夜の海』
月明かりだけが照らす砂浜
一定のリズムで刻まれるさざ波の音
そこには、それ以外に何も無い。
8/12/2023, 2:04:53 PM
『君の奏でる音楽』
君の奏でる音は、静かな水面の上を滑っていくような、
凛とした耳障りだった。
凍てついた空気を溶かしていくかのように、君が滑り通
ったその場所には、花びらが舞っていく。
8/8/2023, 2:07:12 AM
『最初から決まっていた』
結末は最初から決まっていたのだから、終わってしまったことをくよくよしていてもしょうがない。
人生は選択の積み重ねで、どの道を選んだとしても、きっと、最期は同じなんだ。
神の定めた未来に抗うことなんて、誰も出来ないんだから。
8/4/2023, 9:59:56 PM
『つまらないことでも』
自分にとってはつまらないことでも、誰かにとっては、それは、自分の生き甲斐となっていると言っても過言ではないくらいに、生命のエネルギーになっていることかも知れない。
結局、人の生き方って人それぞれだよね。
全員にそれを理解して欲しいなんて、無理な話だよね。
だからさ、ふわふわとした人生でいいんだよ。
そんなに張り詰めることないんじゃない?
8/3/2023, 1:10:58 AM
『病室』
病院というのは、息苦しいものです。
特に病室は、あの、妙な静けさが、私を哀しみで
覆いかぶさるのです。