1/9/2024, 12:45:40 PM
欠けたることもない望月よりも
三日月に趣を感じるのは
自分がどこか欠けた人であるからだろうか
1/8/2024, 11:56:55 AM
豊富な選択肢が用意された色とりどりな人生を後悔することなく生きるのは定められた道を極めることよりも難しいのかもしれない。
1/7/2024, 11:59:20 AM
辺りを埋め尽くす白銀の結晶
澄んだ冬の陽射しを浴びたそれは
ダイヤモンドを彷彿とさせる輝きを放つ
視界を覆う銀世界のほんの一部
ダイヤモンドほどの価値はないであろう彼ら
冬暁の今だけは
不香の華に代用の効かない価値を感じる。
1/6/2024, 10:17:44 AM
君が一緒に居てくれるから
君と一緒に居れるんだってことを
忘れないように生きたい。
1/5/2024, 11:17:07 AM
陽の光が当たった手を見つめて彼女が言う
「冬の晴れはいいよね。」
僕は素っ気なく
「晴れなんていつでも同じじゃないか。 」
と、一言
「空気が冷たいからね、いつもよりお日様を実感できるんだよ。」
そう言って彼女は微笑んだ。
先天盲の彼女の瞳は冬の強い陽射しに照らされていた。
『見えない彼女』