【貴女の心の灯火に】
僕を愛してくれた貴女へ
あの時の僕は
今よりももっと未熟だったから
僕が分かっていないだけで
貴女を困らせたことなんて
他にもあったのだろうね
それでも
僕を愛してくれた貴女へ
あの時の僕は
どんなにか細かったとしても
貴女の心の灯火に
少しでもなれていただろうか
あの時の僕は
どんなに小さかったとしても
貴女の生きる理由に
少しでもなれていただろうか
恋愛詩人よしのぶ
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【不完全な僕のままでいい】
どんなに素晴らしい人でさえも
完全完璧な人間にはなれない
どんなに小さくても
欠点や弱点は必ずひとつはある
それが人間だもの
あの人へ想いが届かなかった
ということは
あの人にとってはきっと
不完全な僕なんだろうね
それはそれで悲しいけれど
それでも
今の僕こそが僕だから
不完全な僕のままでいい
恋愛詩人よしのぶ
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【懐かしい香水の香り】
すれ違った知らない女性から
懐かしい香りがした
かつて付き合っていた人が喜んでつけていた
ナントカっていうブランドの香水と同じ香りだ
あの人と進む道が別々になってから
長い時間が過ぎていった
あの人は今
幸せに暮らしているだろうか
なんて
一瞬思ったけれど
あの人はもう
僕のことなんて思い出さないだろう
だからこその今なのだから
そして僕は振り返ることもなく
今の道をこれからも歩き続けていく
恋愛詩人よしのぶ
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【雨に佇んでいたようなあの日々】
ある好きな女性に
僕の想いが届かなかったとき
その日は暖かい日の昼過ぎだった
雨が降る時期ではなく
気温が良くて
快適に過ごしやすい日だった
それでもその日は
僕の心に雨が降り続けた
どうしてなんだろう
なぜだめなのだろう
何度も何度も
「どうして」
「なぜ」
という単語が
僕の心の中を巡り続けた
その次の日も
またその次の日も
気温が良くて
快適に過ごしやすい日が続いた
ただひとり僕だけは
雨の中に取り残されたかのように
すべてが灰色に見える日々だった
恋愛詩人よしのぶ
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【向かい合わせの照れ屋さん】
僕は記憶力には少しばかり自信がある
けれど
好きになった女性の顔を覚えるには
時間が掛かってしまう
人見知り屋な僕は
好きな女性から目を合わせられると
照れてしまって目を逸らしてしまうんだ
だからね
たとえばどこかで
君と向かい合わせのテーブルで
君と一緒に食事や会話をしてるときに
僕が君の目や顔をなかなか見なかったら
僕は君のことが好きだから
僕は照れて恥ずかしがっているだけなんだ
だからね
そんな僕と向かい合わせになったときは
「照れ屋さん」と君に微笑んでほしいんだ
恋愛詩人よしのぶ
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