恋愛詩人よしのぶ

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9/2/2024, 10:53:29 AM

【貴女の心の灯火に】

僕を愛してくれた貴女へ

あの時の僕は
今よりももっと未熟だったから

僕が分かっていないだけで
貴女を困らせたことなんて
他にもあったのだろうね

それでも
僕を愛してくれた貴女へ

あの時の僕は
どんなにか細かったとしても

貴女の心の灯火に
少しでもなれていただろうか

あの時の僕は
どんなに小さかったとしても

貴女の生きる理由に
少しでもなれていただろうか

恋愛詩人よしのぶ

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9/1/2024, 3:03:49 AM

【不完全な僕のままでいい】

どんなに素晴らしい人でさえも
完全完璧な人間にはなれない

どんなに小さくても
欠点や弱点は必ずひとつはある
それが人間だもの

あの人へ想いが届かなかった
ということは
あの人にとってはきっと
不完全な僕なんだろうね

それはそれで悲しいけれど
それでも
今の僕こそが僕だから
不完全な僕のままでいい

恋愛詩人よしのぶ

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8/31/2024, 4:02:55 AM

【懐かしい香水の香り】

すれ違った知らない女性から
懐かしい香りがした

かつて付き合っていた人が喜んでつけていた
ナントカっていうブランドの香水と同じ香りだ

あの人と進む道が別々になってから
長い時間が過ぎていった

あの人は今
幸せに暮らしているだろうか

なんて
一瞬思ったけれど

あの人はもう
僕のことなんて思い出さないだろう

だからこその今なのだから

そして僕は振り返ることもなく
今の道をこれからも歩き続けていく

恋愛詩人よしのぶ

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8/28/2024, 2:43:16 AM

【雨に佇んでいたようなあの日々】

ある好きな女性に
僕の想いが届かなかったとき
その日は暖かい日の昼過ぎだった

雨が降る時期ではなく
気温が良くて
快適に過ごしやすい日だった

それでもその日は
僕の心に雨が降り続けた

どうしてなんだろう

なぜだめなのだろう

何度も何度も
「どうして」
「なぜ」
という単語が
僕の心の中を巡り続けた

その次の日も
またその次の日も
気温が良くて
快適に過ごしやすい日が続いた

ただひとり僕だけは
雨の中に取り残されたかのように
すべてが灰色に見える日々だった

恋愛詩人よしのぶ

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8/26/2024, 7:35:31 AM

【向かい合わせの照れ屋さん】

僕は記憶力には少しばかり自信がある

けれど
好きになった女性の顔を覚えるには
時間が掛かってしまう

人見知り屋な僕は
好きな女性から目を合わせられると
照れてしまって目を逸らしてしまうんだ

だからね

たとえばどこかで
君と向かい合わせのテーブルで
君と一緒に食事や会話をしてるときに

僕が君の目や顔をなかなか見なかったら
僕は君のことが好きだから
僕は照れて恥ずかしがっているだけなんだ

だからね

そんな僕と向かい合わせになったときは
「照れ屋さん」と君に微笑んでほしいんだ

恋愛詩人よしのぶ

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