なきむしぼうや

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2/9/2024, 2:45:11 PM

大切な。
大切で儚い。
大切で、儚くて、美しい。
そんな一本の薔薇の花束。
貴方からもらった、一本の薔薇の花束。
いつしか枯れてしまったけれど。
私の心に、強くその花束は残っていますよ。
そのお返しに―
ここに、1輪の花を。
私は墓地を出た。

2/8/2024, 2:57:02 PM

本当の気持ちのスマイル。
愛想に満ちたスマイル。
ものとして扱われるスマイル。
…色んな意味が詰まっている。
だからこそ、大切なものってことだよ。

2/7/2024, 1:10:37 PM

「どこにも書けないもの」?
…面白い質問だね。
うーん。君への気持ち、いや、書けるしな…
「意味」の「意味」
なんてどう?
分からなそうな顔だね。
それでいいんだよ。

2/6/2024, 10:16:43 AM

貴方のいない部屋は。
ホコリが舞い、全ての物に古臭さを与えている。
それでも、時計の針はただ動いていた。
ちくたく、ちくたく、ちくたく…と
その時計だけ、貴方が居なくなる時のままのよう。
前に勧めと訴えかける小さなささやき声は、
私の涙を流すには十分過ぎた。
ちくたく、ちくたく、ちくたく…

2/5/2024, 1:59:47 PM

どんなときも
この気持ちに正直などなれない。
どんなときも
この気持ちを口に出せない。
どんなときも
この器が満たされて、あふれることはない。
だけれど
恋ヲしたその瞬間だけは、その器に津波がおとずれて。
あふれることがない器もあふれてしまう。
それが初恋であり、溢れる思いの瞬間である。

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