伊生

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1/26/2024, 10:43:34 AM

いつもより目が冴えていてなんだか眠れない。
明日は休みだし少しくらい夜更かししても問題ないか。
ホットミルクでも飲んで落ち着こう。

レンジで温めた牛乳に角砂糖を3ついれる。
スプーンでよくかき混ぜてソファに座る。
今は午前2時。真夜中だ。
今週は嫌なことばっかりだったな、
誰も僕を愛してないような気がして
どこにも居場所がないように思えて。
でも結構身近に僕のことを愛してる人がいて。
嫌なことばっかだったけど大切なことも学んだな。

なんて今週の振り返りをしながらホットミルクを飲み干す。上手く混ぜきれてなくて砂糖が底に溜まってた。

やっと気持ちが落ち着いたところで
ちょうどいい眠気が僕を襲う。
今なら寝られそう。僕は布団に潜る。
湯たんぽのおかげでぬくぬくな布団で
僕はすぐに眠りについた。

おやすみ。もうちょっとだけ頑張ってみるよ。

『ミッドナイト』

1/25/2024, 12:18:20 PM

君に抱きしめられると安心する。
いつも砂糖な君が塩になると不安になる。

君に褒めてもらえて頭なでてくれると安心する。
君が怒って僕を殴る顔をみると不安になる。

帰ってきた時に君がいないと安心する。
朝起きて君がいないと安心する。

あれ、なんで。君が好きなはずなのに。
だんだん君が近くにいると不安になる。
今も変わらず愛してる、大好きなのに。
君が怖いの。

『安心と不安』

1/24/2024, 4:37:21 PM

周りの人たちが凄すぎて、
夢や希望に溢れてて、愛されてていいなって。
周りの人たちが輝きすぎてて
その光に照らされてる僕はいつも真っ黒。
消えたくなって死にたくなって。

僕だけ違う気がして化け物みたいに思えて。
輝いてる人たちが羨ましくって。
そんな人達は弱音を吐いてもね、
「大丈夫?無理しないで」って、「1人じゃないよ」って。
励ましてもらえて。声掛けてもらえていいなって。

ずるいよ。やっぱり僕は普通じゃない。
最低な思いが頭の中でぐるぐるして止まない。

「みんなから愛されてるくせに、辛いって言わないでよ。
全部全部ずるいよ、何しても愛してもらえてずるいよ。」

やっぱり、僕は普通じゃない。

『逆光』

1/24/2024, 3:21:30 AM

去年死んだはずの君がすぐ目の前にいる。
声をかけて手を伸ばす。触れると同時に君が消える。

「ねぇ、どこいったの、」
「…私はここにいるよ?」
「どこなんだよ、帰ってきてよ」
「あなたがこっちに来てよ、私はそっちにいけない。」

そうだよな、俺が逝かないと。

これは俺がみた最期の夢。

『こんな夢をみた』

1/22/2024, 2:03:56 PM

あの頃に戻れたらな。君が生きていた頃に。

君からずっと辛い苦しいって言われてたのに、
僕は話を聞いてあげることしかできなくて。
君がほしい言葉かけてあげられなくて。
ほんと最低だ。「君は頑張ったよ」って言えてれば。

「家族も先生も同級生も信じれない。信じられるのはあなただけだよ。私の一番はあなただけ。」
その言葉が僕には重すぎて受け止めきれなかった。
君の一番だったのになんにもできなかった。

君は去年の春、天使になった。
崖から海に飛び降りたらしい。
君の部屋には遺書だけ。

「大切なあなたならきっと分かってくれるよね。
さきに逝って待っとく。ごめんね。」
ただそれだけ。分かってあげたかったな。

『タイムマシーン』

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