後悔を抱いていても
日々は、戻らず
秒針は進むばかり。
あの日の後悔を、忘れなければ良い
あの日の後悔は、手放しても良い
繰り返すことも、あるだろう。
自分の中のその気持ちを
どうやって、溶かしてやるかが
大切なのだと…
今の私は、思っている。
【お題:後悔】
物憂げな、私。
物憂げな、日常。
どこもかしこも…。
パッとしない、晴れ渡らない。
スッキリしない。
電車に揺られ、いつもの改札口を抜け
いつものスーパーで
少しの食料を買い、家に帰る。
静かな部屋。
風呂を済ませて
簡単な、夕食を食べ始める。
するとガチャガチャと、玄関の鍵が開き
彼が、ただいまーっと入ってきた。
彼が靴を脱ぐよりも早く
私は、彼に飛び付いた。
後ろの方で、握っていた箸が
落ちる音がした。
出張ばかりで、いつ会えるかも
まともに、わからない。
だけど、この瞬間がたまらない。
私は彼が、大好きだ。
【お題:物憂げな空】
この希薄な関係に
Love you
本当に、欲しいものは
他にあるんじゃないかと
緩く結んだ 小指を
そっと離した。
【お題:Love you】
何もかも、失った。
自分には もう、何も無い。
空っぽだ。
やってきたこと全部…
意味なんて、なかった。。
0から、スタートは本当に
そうだった。
0…0が1に、そして2に…
思い出せ、もっともっと。
独りが、ひとつになったこと
任せられた責任の重さ
繋げてきた、あの人たちの顔や声。
もう、自分は空っぽなんかじゃないって
声に出して叫んでみろ。
培ってきた時間も経験も痛みも。
誰も、奪うことなんか出来やしないんだ。
お前が、諦めない限り。
お前が、忘れない限り。
【お題:0からの】
右を向けば、同じような
自分が居る。
左側にも、同じような
自分がいる。
その向こうにも、向こうにも…。
大丈夫ですかと
声をかけるには、疲れ過ぎている。
だけど、皆んな助けを求めている。
力なく、明日の一歩を私は踏み出す。
同じ感情を、共有するほどの余裕は
ないけれど…
きっと、皆んな寂しいから
誰かが前に進んでしまうと
離れたくなくて、ついてくるだろうと。
また、一歩先に進んでみる。
【お題:同情】