1/28/2024, 12:52:08 PM
街へ行こう。
時には、私も知らない遠くまで
行ってみよう。
人混みは嫌いだけど。
その、人混みに隠れるように。
人の数に、反比例する
無関心は心地よいだろう。
狭い世界で息詰まった
この苦しさも
知らぬ街の珈琲で
きっと、流れるだろうから。
【お題:街へ】
1/25/2024, 10:38:49 PM
日々、不安しかない私には
安心などはなく。
安心があるからこそ
不安が 生まれるのだと思った。
不安の大小は
人それぞれ。
それでも、安心できる何かを
求めてしまう。
安心と不安は 時には
生きる希望にも なるのかもしれない。
安心と不安は 時には
進むべき 道標になるのかもしれない。
【お題:安心と不安】
1/21/2024, 5:19:38 PM
他人に、一切興味がないと
言い切る人が。
わたしを、仲間であり
家族と同じだと言った。
【家族】という、言葉に過敏で
拒否反応すら抱いてしまう わたしは
その言葉には
嫌悪感を、抱かなかった。
ただ、あの人なりの
優しい嘘かもしれないけれど。
わたしは、ただ素直に
ありがとう と伝えたのだ。
嬉しかったから。
【お題:.特別な夜】
1/15/2024, 2:38:56 PM
この世界は、美しい。
残酷も不平等もそれ以外のものも
懐中に忍ばせて、幸せと悲しみ
愛や嘘 苦しみ、痛み、怒りもあるけれど
それでも 時が止まったような
瞬間に美しさが きらめく。
ふわりと
舞い落ちる雪のように
触れると、沁みる。
どれだけ 否定しても
この世界は、美しい。
【お題:この世界は】
1/14/2024, 3:20:59 PM
幸せは、どこにあるんだろう。
私は私のことを
弱いなんて、決して思っていないのに。
積み重ねた努力は
砂の城のように脆かったのかな。
どうして。
ねぇ、どうして伝わらなかったの。
捧げた時間も、押した背中に
エールを送り続けたことも。
渡したあの日の手紙も。
どうして、私は
いま、こんなに悲しいんだろう。
ずっと、隣にいたのにね。
【お題:どうして】