特別な存在は、沢山あるよ。
人も自然も地球も太陽も
明日降る雨も、毎年楽しみに待つ
桜の花も…そして自分自身も。
ただ、特別に想う人は
密かに胸の奥。
そういう人に出会えた事が
嬉しい。
特別な存在よりも
私…特別な人でありたい。
【お題:特別な存在】
バカみたいだけど
バカじゃない。
人のこと、気にし過ぎて
疲れ果ててる。
頼まれてもないのに喜んで
貰いたいと思ってる。
けど、意地悪な気持ちにだけは
同調しないから
皆んな、去っていっちゃう。
バカみたいだけど
ホントの、バカにはなりたくない。
追いかけても、意味もないから
さよなら友だち。
【お題:バカみたい】
貴方は、私とだけ一緒に
遊んでくれる。まるで2人の世界しか
望んでいないかのように。
だけど、時々…私は思うよ。
貴方はとっても素敵な人だから
もっと沢山の人に知ってもらいたいなって。
貴方は、よく言ってくれるよね。
困った事があったら2人で考えて
乗り越えていこうって。
いつまでも俺が居ますからって。
この気持ちを、どうやって言葉にしたら
良いのかな。
2人ぼっちの広い世界で
私たちは、今日も明日も2人で遊ぶ。
【お題:2人ぼっち】
日付けが変わる頃
皆んなが寝静まって
日常の空気が、冷め切ったリビングで
ひとり丸まって少し泣く。
風呂に湯を溜めながら
また、すこし痩せた身体を
ぼんやりと眺め
身体中にある、新しい傷やもう痕になって
しまった古傷を撫でる。
今はもう、夢を見ることがない。
ただ、皆んなの夢が醒める前に…
私は、今日も自分の身体に
刃物を這わせる。
そうして、朝が来る前に痛みと共に
少しの眠りにつく。
ごめんなさいとおやすみを繰り返して。
【お題:夢が醒める前に】
アイツはまた、消えた。
いつも相談も声かけもなく
急に居なくなる。
最初は、1年待った。
もう…いいやって思った矢先に
私を探してるって話しを知人から聞いた。
本物?って聞いたら。
当たり前やろって、なんなんだよ。
あんなに心配したのに
腹も立ったのに
会えるとなると、胸が高鳴った。
今回で、3回目か。
次、戻ってくるのかなんて
分かんないけど。まぁ、いいよ。
もう、好きとか恋とかそんなんじゃ
ないけど。
期待せずに、待っとくわ。悪友。
【お題:胸が高鳴る】