もしも未来が見れるなら
そんな怖いことはない。
そこまでの過程が見えてしまう。
できるなら、見たくない。
でも、幸せな姿であれば、安心するかも。
でも、どちらか選べるのなら、見たくない。
錯覚でもいいから、幸せに向かって、
ひたむきに人生を歩みたいから。
救いのない未来を見たくないから。
ひたむきに行きますので、幸せにしてください。
神様。
無色の世界
何の夢もなく、
何の望みもない世界。
留まりたくなく、
抜け出したい世界。
人は、目的がなくなると、
色のない世界に埋没すると云う。
灰色に近い無色の世界に。
何とかして、色のある世界へ、
辿り着けるよう、必死に生きねばならない。
人として、生きるよう。
桜散る
なんとも物悲しい言葉だ。
花びらが散った後の桜がとても冷たくされるように
誰にも心の片隅に見せたくはないものがあるよね。
と、風は「ささやかなこの人生」で表現した。
日本人の感性で、桜の儚さが愛おしいのではないか?
桜の咲いてから、散るまでの時間が短いところに、
自分の人生に共感するところがあるからだ。
桜の咲いている一週間が、人生の絶頂のように、
感じるからかもしれない。
きっと、千年前の平安時代から変わっていない。
しかし、こういう考え方もある。
春の終わりでなく、初夏の始まりである。
新緑の世界で、思い切り生きてやる。
そう言い聞かす自分がいる。
夢見る心
夢見る心は、子供だけのものではない。
子供の頃よりは、現実を知っているので、
スケールは大きくないが、持ち続けたい。
現実を理解した上で、小さい夢を見たい。
一歩でも前に進める夢でいい。
それを実現できた時、素直に喜びたい。
大人になっても、そういう夢を持ち続けることで、
夢見る心の大切さを子供に伝えられる大人で
ありたい。
それが大人からの子供への贈り物だから。
届かぬ想い
若い時、無防備で何度も挑戦した。
そして何度も挫折した。
そして何度も立ち上がり、
何度も挑戦し続けた。
そのうち、何度か届き始めた。
コツを掴み始めたのかもしれない。
こういうことは、努力で獲得するものだ。
その時に初めて気づいた。
挑戦している間は、平常心を無くさず、
したたかに進める方がいい。
届かぬ想いなど、この世にない。