終わらない物語
自分にとっては、生活かなぁと考える。
生活するためにどうあるべきか?
生活するためにどうするべきか?
選択肢が制限される。
そういう選択から、逃れたい。
しかし、責任があるから、できない。
本来人間らしく生きるには、定年後であろう。
人生を謳歌するために、引退すると言って
退職する人が多い傾向であるが、
できるだけ固めてから、退職したい。
最期は、どこに帰りたいのかを。
そのために何を必要なのか?
どこにいるべきなのかを。
やさしい嘘
人を傷つけない、思いやりの溢れた嘘だと思う。
素敵な言葉だ。
ただ、そのままでいいのか?
人を傷つけても、伝えるべきことはあるのではないか?
本当にその人の事を考えて、言うべきではないか?
その人との距離感によって、行うべきだ。
私は、自分がきらわれても、厳しい現実を伝える。
自分がそうして欲しいから。
赤い糸
赤い糸はあると考えていたが、私にはなかった。
人間でも、動物的な勘が働くと考えていた。
ご縁とはどういうものか?
ご縁がある人に会った瞬間、発動するのが赤い糸
だと考えていた。
でも、人間にはそれを惑わす趣向がある。
赤い糸を感じなくても、人間は趣向に走る。
それを繰り返して、赤い糸がわからなくなるのか?
感性の問題だから、それ以上は言及しないが、
赤い糸を感じにくなった現代人は、自分の嗅覚を
信じて、自分の伴侶を見つけざるを得ない。
感性を研ぎ澄ますしかない。
あいまいな空
北陸の天気は変わりやすい。
「弁当忘れても、傘忘れるな。」という言い伝えが
あるくらいだ。
特に冬は変わりやすく、1時間ほどの間に、
晴れ、曇り、雨、雪と天気が変化する。
北陸の住民は慣れっこだが、北陸新幹線延伸による
観光客の方々は、折りたたみ傘の携帯を勧める。
あいまいな空などと、ロマンチックなものではない。
あじさい
徒歩通勤の途中、いろんな住宅の前を通るが、
各所の庭から、あじさいが挨拶をしてくれる。
おはようございます。
こんにちわ。
こんばんわ。
ほっとする瞬間である。
色とりどりの花が、優しく微笑みかけてくる。
そう考える自分は、この季節も好きになる。
夏が近づくが、もうしばらく微笑んでいてください。