神様へ
毎朝欠かさず神棚に祈願している。
家内安全。
商売繁盛。
特別ひどい目に遭ってないから、安心している。
ただ、還暦を過ぎた頃から、厄除開運を意識する
ようになった。
それは、自分の仕事への評価が芳しくないからだ。
尾崎豊の歌ではないけれど、
「支配からの卒業」を考える時期が来ているか?
神様へ。
私は、どうあるべきでしょうか?
仰せの通りにいたします。
快晴
春の天気は変わりやすく、
三寒四温の如く、気温の寒暖差も激しい。
徒歩出勤なので、出勤前の天気予報の確認は
怠らない。
読み間違えれば、死活問題になる。
仕事のやる気に、大きく関わってくる。
雨対策、寒さ対策を完璧に講じて、さあ出勤。
天気予報は見事に外れ、快晴。
準備を怠らなければ、結果はついてくる。
今日一日、快晴の気分だ。
一点の曇りもない。
遠くの空へ
決して、現実逃避ではない。
自分を取り巻く呪縛から、逃れたい時がある。
遠くの空を見つめている自分がいる。
煙草を吸いながら、いい考えを探している。
浮かぶ時もあれば、浮かばない時もある。
浮かぶ時は、即実行する。
浮かばない時は、諦めて切り替える。
そうやって、なんとか生きてきた。
遠くの空へ行きたい気持ちを切り替えて、
踏ん張って、やり過ごしている。
人生ってそんなもんだ。
言葉にできない
人はひどい悲しみに突き落とされた時、
心に空いた穴を埋めるように、
言葉に表せられない。
母親が亡くなった時、そうだった。
自分の気持ちを吐露する気もなく、
心に空いた穴を埋めようともしなかった。
たとえ何時間話しても、気持ちを伝えられない。
それがわかっているから、言葉にできない。
荼毘に付された数日後までは。
春爛漫
桜が咲いた。
桜が散った。
春の訪れが始まった。
春爛漫だ。
花見をし、春祭りをする。
自分の人生の春爛漫は通り過ぎたが、
この季節が来ると、厳しい冬を堪えた、
自分を褒めてやりたくなる。
それがこの頃の春爛漫である。
来年の春爛漫まで、そのままで。