『木枯らし』
生きるのしんどい
仕事辞めたい
あいつムカつく
胸の中に吹き荒ぶ木枯らしに眉根を寄せながら、今日も家路を急ぐ。
でも、体に吹きつける氷のような木枯らしの中を駆け抜け暖房の効いた部屋に帰ると、体が暖まるとともに胸の中に吹き荒んだ木枯らしも凪いでゆく。
「よし、今日もよく頑張った、私」
晩御飯が美味しいぞー🍚
『雪』
雪が降る直前は、体の芯まで冷えるくらい気温が下がる。
この時なぜかテンション上がってる自分がいる。
雪が降り始めると、降る直前にキンと冷えていた空気がちょっとだけ緩む。
この空気感の変化も好きだ。
『君と一緒に』
あの時ああしてたら、まだ君と一緒にいれたのかな。
あの時こう言ってれば、まだ君と一緒にいれたのかな。
君と一緒に過ごす時間を永遠に奪われたあとは、『たられば』ばかりで情けないほど女々しかった。
ずっと一緒にいられると思って、傲慢になってた。
悲しみはいつしか薄れていくけれど、君を大切にしなかった後悔は胸に深く刻まれたまま、恐らく一生消えない。
隣にいなくなって気づいたよ。
君と一緒にいた時間は、甘くて苦くて、たぶん私の人生で一番ドラマチックだった。
『幸せとは』
幸せとは、"自分が生きやすい場所で生きること"だと思う。
けど、それがわからないから生きづらく幸せを感じにくい人が多いのだろう。
私も今、生きづらさを感じている一人。
だから、"自分が生きやすい場所"を本気で造ろうと思っている。
『日の出』
何年も何年も「今年こそ初日の出を見よう!」と決心しては挫折してきた。
でも、いざ日の出前の極寒の暗闇を見ると
「やっぱ今年はいっか・・・」
と、簡単に諦める。
ぬっくぬくの布団の中から体を引きずり出してまで行こうとは思わない、強くない決心なのだ。
そのくせ、太陽がすっかり高い位置になってから目を覚ますと
「あぁ~今年も見れなかったぁ~~~」
とぬかす私。
いや、日の出前に目覚ましかけて、一度しっかり起きたよね(笑)?
でも、夜明け前のキーンと冷えた冬の空気は好き。
くそぉ、来年は見るぞーー!!🌅