『新年』
歳を重ねるごとに一年の重みが増してくる。
主に自分のことじゃなく、親のことで。
新しい年を迎える度に、高齢によって間違いなく近づいている親の死を恐れてる自分がいる。
いつからか、年明けの瞬間から
「今年の年末も元気でいてくれるといいな」
と、親の長生きを願うようになった。
80を越えた親は、いつ全うしても良いように家の中の整理を始めている。
私たち娘も、いつ訪れてもおかしくない親の死に対して、心の準備はしているつもりだ。
けれどやっぱり、新年を迎える度に「少しでも長生きしてほしい」と願わずにはいられない。
でも親に「長生きしてください」なんて言わない。なんとなくプレッシャー与えてるみたいでイヤだから。
あと何回一緒に年を越せるんだろうと思うと、時の流れの速さに残酷さを覚えるけれど、こればっかりは受け入れるしかないよね。
A Happy New Year!! 2023
『良いお年を』
なんとなく過ごしてしまった今年。
来年はもっと、ひとつひとつ噛み締めて生きたい。時間に人に振り回されず、何がしたいのか自分に問いかけながら。
良いお年を‼️
『みかん』
みかんの香りってアロマ効果があるな、と思う。
なぜかって言うと、みかんの皮を剥いたときに漂う柑橘系の香りに、思わず微笑んでしまうから。
そして、みかんを食べると元気がみなぎる。
みかんに限らず、風邪を引いたらフルーツを食べた方が良いっていう理由がわかる気がする。
ちなみに、皮は薄くて柔らかい方が好みだ。
『冬休み』
夏休みに比べると期間が短いし、宿題は出されるけど夏休みほど多くない。
春休みのように新しい出逢いや旅立ち、別れで喜びや悲しみが溢れることもあまりない。
なんとなくインパクト弱めのイメージがある冬休みだけど、楽しみがギュッと凝縮されてるのが年末年始かなぁ。
紅白歌合戦には興味がなくて、『ゆく年くる年』が始まる時間まで布団で寝ていた。
小学生の頃は『ゆく年くる年』の放送中に新年を迎える瞬間、姉妹で
「あーーーーーーー!!」
って言いながら新年を迎え、
「去年からずっとあーー!!って言ってたよ!」
なんて言ってみたり、新年を迎える瞬間にジャンプしてみたり。
そんなバカみたいなことするのにテンション上がってたのが楽しかった。
ただ日付が変わるだけだけど、特別な瞬間に立ち会える年末年始。
この特別な瞬間のために『冬休み』はあるのだ。
『変わらないものはない』
別れたばっかりの頃は
「もう逢えないなんて信じられない」
「もしかしたら、彼の気持ちが変わって明日には連絡が来るかもしれない」
「彼以上に好きになれる人なんてきっともう出てこない」
などなど、別れた彼への執着を一生胸に抱えていくものだと思っていた。
この先に続く彼のいない日々が果てしなく長く感じ、絶望していたあの日。
そんな辛かった時期さえ、今思えば懐かしい。
彼への気持ちは一生変わらないと思っていたのに。
変わらないものはないんだな、と実感した経験。