世界に一人だけの花っていったら何を思い浮かぶと思う?
「鳥のように自由だったらいいのに…」
おもちゃで散らかった自分の部屋の窓から外の景色を
眺めていた
とある異世界学園の部員にて
泣いているばかりの泣き泣きさんが今日も泣きながら
俺の掃除の手伝いをしていた思ったより早く終わった
何しようかと考えていると泣き泣きさんが
「タクトさんはいつまでも捨てられないものとか
ありますか?」
と泣きながら質問する
突然の質問に戸惑いながらも俺は
「いつまでも捨てられないものはラジオかな壊れても
使ってるんだ」
いつもの笑顔で返事を返すすると泣き泣きさんが
「壊れたラジオって使えるんですか?!」
驚きながらも涙を流している
「使えるよ壊れたラジオでしか聞けない情報があったりするんだ」
そう答えると納得した様子で泣きながら頷いた
俺からも質問しようと思ったけど泣き泣きさんに何を
質問しようか悩んでいると
「悩む必要なんてありません質問したい事があれば何でも言ってくだい」
と言われ余計に悩んでしまったその結果
「好きな食べ物とかある?」
誰でも質問するような事を聞いてしまった事を笑顔の奥
で後悔していた
「好きな食べ物はタクトさんが作ってくれたおにぎり
なんです」
自信満々に答えた泣き泣きさんが更に
「実はタクトさんのおにぎりは料理をしようと決めた
きっかけでもあります少しでも料理が出来れば
タクトさんを休んでくれるのでは無いかと思って」
号泣して震えた声で話してくれたそれを聞いて
「ありがとうわざわざ俺のために…ごめん心配と迷惑
ばかりかけて」
申し訳なくなったすると泣き泣きさんが
「タクトさんは迷惑をかけるべきですそうでもしないと
だよってくれないので
後料理が闇落ちから光落ちするくらい上手くなったら
絶対にお弁当を渡しに行きます」
泣き泣きさんの意外すぎる助言と約束?に思わず安心した
つかの間の休憩での出来事
自動車に乗って風をきり道路は貸し切り状態のように
誰もいない道路を走ったそんな夢を見た
心の健康を保つには相談できる相手がいる事