愛があれば何でもできる?
妻にそのような事を問われた際、少々考え込んでしまった。
愛-。
と言うものを、あまり深く考えた事が一度も無いために、私には難しい質問だった。
愛と言うものは所詮、ただの言葉1文字だろうと思ったが、過去を振り返ってみると、軽率にはいえなかった。
-君はどう思うんだい?-
ヒントを少し貰おうと、妻に問いかけてみた。
-私は、思いますよ。
だって貴方のことを思えば、貴方と一緒ならば、何事もできますもの。-
ふふっといたずらっ子のように、妻は笑った。
-そうだな、君がそう思うならば、そうなのだろう。-
頭から頬へと、手を添え撫でてやると、
嬉しそうに擦り寄ってきた。
そうか。これが、この気持ちが〚愛〛なのか-。
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皆さん一人一人の感性が異なっていて、
たくさんの小説の短編集を読んでいる気分になれるので、とても良いアプリですよね
また、ハート,,?押して下さり有難う御座います🙇♀️💦
後悔-
後悔と言うものは、
生涯、一生貴方を追って執念深く、
まとわりついてくるでしょう。
後悔と言うものは、
生きていく人生の中で、
大切な事でもあると僕は思うのです。
後悔をして、人は学んで成長していくのですから。
後悔と言うものは、
厄介なものです。僕は今までの時間何度後悔に、後悔をかせねたのか。
少し風変わりな僕は、地球と言う物語に
生まれて来たことを後悔している。
生まれた物語の所が違う場所であったら、
自由に羽ばたけたのではないかと。
その物語は、その本の中でしか生きられないのだから-。
風に身をまかせ-
22:00p.m.
フラフラとした足取りで、
夏特有の蒸し暑さを放つ外へ、
気分転換がてらに散歩に出ました。
今日は少し家に籠って、本を読んでいたものですから何だか、ここ数日間外へ出ていないような気がしました。
昔から明るすぎる太陽が、僕はどうも苦手でした。あからさまに陰な僕を嘲笑うかのように、いつもいつも僕の前に立ちはだかって、上から見下してくるのでした。
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そんな事を考えていましたら、
無意識のうちに僕が密かに思いを寄せている、貴方の家の前だったのですよ笑
せっかくなので。と思いまして、玄関の戸を叩いてみますと、はーいと聞きなれた声が耳に届いたんです。少し待つと、そこには月光が当たり、いつにも増して儚くみえる貴方が出てきたんです-、
寂しかったのですか-
そうなのかもしれません笑
んふふ笑私も丁度1人寂しかったので、
○○さんに会えてとても嬉しいですよ。
そうですか、それは良かった。
,,,あの、良ければ明日も、また此処へ来て も良いでしょうか。
ええ。待ってますよ、貴方が迎えに来て下さるまで-。
そう言い貴方は、はにかむように微笑み、僕の手を小さな華奢な手で包み込むように握った。耳元が赤く鬼灯のように染まっていたのが、とても愛らしかった。
そして僕は、貴方には一生涯勝てないかもしれないと言う思いを心の奥へそっと仕舞いこんだ。
長すぎるし、下手くそで申し訳ないですわ
おうち時間でやりたいこと―
僕はおそらく、いや必ず絵を描くだろう。
目には見えない、想像の羽を大きく伸ばし
夢中になって描くだろう。
それが僕が唯一自由になれる方法だから。
「子供のままで―。」
そう言ったのは誰だったか。
その声は、その表情は。
あまりにも幼かったもので、
何ひとつとして覚えてはいなかった。