「たまには」
たまには、思いきり飲んでも良いよね
たまには、大声で海に向かって叫んで良いのね
たまには、何にもしないで家でゴロゴロして良いよね
そんな「たまには」が頻繁だともうそれは「たまには」ではなくストレスのはけ口の為のルーティンになってるよね。
「旅路の果てに」
旅路の果てに終わりはある。ないと困る。ただ終わりの時は、穏やかに平和であって欲しいと思う。
おもろいおばさん
「ミッドナイト」
真夜中に山の中の高速を走るのはちょっと怖くてドキドキしていた。
「もしかして、幽霊が出たら」とか「動物に当たったらどうしよう」とか。
変な緊張感と早く明るいSAに到着したいという焦りが交差しながらスピードを少しだけ上げて走る。
結局変な緊張感はSAに到着したら、「無事に着いた」という安堵感になるのだけど。
私にとってのミッドナイトはロマンチックなものではなく、変な緊張感と安堵感の繰り返しなのだ。
「こんな夢をみた」
片思いしていた男性とお付き合いをしている夢を見た。
でもその人の顔は何故かぼんやりとしている。
雰囲気やしゃべり方は好きな人なんだけど、顔が何故か見えない。
私が「ねぇ。どうして顔が見えないの?」って尋ねたら、その人は「君がその様に望んだからだろう?」って言われた。
「えっ」って私が言うと、布団に置いてる目覚めしで夢は終わった。
「あぁ、又ここで終わってしまったわ」呟く私。
夢の中で何を望んだのだろう?
謎だけが残ってしまった、月曜日の朝。
「海の底」
果てしない海の底にずっと潜っていたい。
時の流れも、季節の変化も感じなくて良いから。
海の底にずっととどまっていたい。
時々現実から逃げたい時に痛烈に考えてしまう。
勿論、無理なんだけど。
分かってるけど。海の底なら何も考えなくて良いから。