私は割と人が好きだ。
人と関わることはすごく苦手なのだが、人の内面を知るのが好きだ。
世の中には色んな人がいて、パッと見ただけで面白い人もいるが、人の内側の隠し持っている部分を見るのはもっと面白い。
だから私は、なるべく「この人はこんな人なんだ」という気づきがあった時は書き留めるようにしている。
また、その人との印象深い思い出もしっかり文章に残している。
楽しい。
この記録が私の生き甲斐の一つでもある。
彼女は笑顔が素敵な人だった。
私が喜んでいる時は、嬉しそうな笑顔を。
私が辛い時は、労わるような笑顔を。
私が笑わせようとした時は、楽しそうな笑顔を。
いつも私に向けてくれた。
彼女にどれだけ救われたことか。どんな時でも笑顔を絶やさず、どんな時でも寄り添ってくれる彼女は、私の天使だった。
私が忙しくなるにつれ、彼女は別の友達と一緒にいることが多くなった。私はどうも、その人達とは気が合わなかった。しかしその人達は、私なんかよりずっとキラキラしていて、ずっと彼女に合っていた。
彼女は何度も私が1人で寂しくないか心配してくれた。私は「大丈夫だ」と虚勢を張った。しかし分かっていながらも、「捨てられてしまった」という思いと、彼女に合わない自分の暗さを呪う気持ちが混ざり合って、彼女との思い出の色は変わっていった。
そんな彼女の笑顔は今でも、真っ暗な私の心の中で、異様なほど眩しく輝いている。
今年の抱負は、とにかく楽しむことだ。
去年の抱負を「人のために尽くす」にして酷いことになった。
人のために尽くして良かったことは、人に尽くしても何も良いことがない、とわかったことだけだ。
大体、自分がしたことに対して相手が喜んでくれたのかどうかの判断基準がまず難しいし、人に気を使いすぎて逆に人と一緒にいることが辛くなったりもしたし、優しくした相手に依存されて嫌な思いをしたこともあった。とにかく、人に尽くしても良いことは無かったのだ。
今年こそは人のためではなく、自分のために頑張ろうと思う。
人に干渉しすぎず、人を傷つけない程度に、自分を優先することが目標だ。
来年の大晦日に、「ああ、楽しい一年だった」と思って終われるようにしたい。
あなたの居ない日々。
そんなものを想像しただけで私は今すぐにでも池か何かに飛び込んでこの生を終わらせたくなってしまいそうだ。
あなたを見るだけでは足りない。
あなたと話すこと。あなたの笑顔を見ること。
それが無いと私は、本当にどうにかなってしまいそう。
あなたが居ないと
あなたが居ないと
あなたが居ないと
あなたが居ないと
あなたが
でも
私はずるい奴だから
あなたとせっかく喋れても
何でもないフリをする
夏は嫌いだ。
煩くて賑やかでぎらぎらしてる。
それにあの太陽の元気なこと!!!
「そんなに暗くなるなよ!元気よく行こうぜ!」とでも言いたげな太陽に
弱い私は焼き裂かれてしまいそうだ