少年A

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12/5/2024, 4:25:43 AM

夢と現実

僕は人を殺した。
暗い街の中に、そいつは僕の前に倒れてた。
暗くてよく見えないんだが、確かにそこにいた。
いた。
じっと立ったままこれからどうしたらいいのかなって考えてた間、そいつはただそこで待ってた。
そこに……
夜に溶けてるように輪郭が朧げになってく気がした。
そして……
僕はなにも考えずに前に歩き出した。
歩いて歩いて、気づいたら家の前にいた。
ドアを開いた……
なにも変わらず存在した。
ライトをつけると、電球は記憶と同じくチカチカしてた。
日常に戻ったね。
やっぱ夢だった。

11/15/2024, 3:01:19 AM

秋風

秋風が吹いた。
そっと僕の頭を吹き飛ばした。
首なし鶏のように、僕は失くしたものを探すために旅に出た。
秋の道に歩き出した。
きれいだね、と人たちの声が聞こえた。
僕の頭もきっともみじのように空を舞ってるから。

11/9/2024, 8:55:18 AM

意味がないこと

人は死ぬんだ。
そう思えば思うほど、この世の中の全てのことの意味がなくなっていく。
勉強も、仕事も、ご飯食べることも、悲しむことも、楽しむことも、生きることも全部無意味になってしまった。
それでも僕は息をしている。
だって、意味の意味すらわかってない。
意味なんて、そんなことなくてもご飯は美味しい。

11/1/2024, 6:56:28 AM

理想郷

ぼくはみかんにはなしかけた。
そこからへんじはなかった。
こんなあさはやくじゃだれもおきてないよって、ねこがあくびをしながらぼくにいった。

10/18/2024, 3:56:33 AM

忘れたくても忘れられない


忘れるわけのない、心に深く刻んだ君の顔が浮かんできた。

「絶対に、僕のことを忘れないでね。」と、踏切に君が立った。警報音の響きの中に、君は微笑んだ。
そう見えるように気がした。

そして君は命をなくした。

遺書の白い紙に君の姿が現れた。まるで花が咲くように笑顔になった。

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