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2/17/2024, 5:55:06 PM


久しぶりだね
って言葉はいらない
暗黙の了解 どんな関係
ほどなく落ちる身体に
馬鹿みたいな感情
ぶつけて寝転んで
甘い言葉なんかいらない
翌朝 着込む君
傷負い 出かけるなら
毎朝料理だって出してやるのに

知らない場所で傷付いて
知らない場所で悩んで
知らない場所で知らないことをして

新しい癖増えったって
気づかないフリするよ

俺だって守ってるわけじゃない

1/19/2024, 3:39:00 PM



会いたくてたまらない
深夜2時に開いたら君が居る
2人だけの待ち合わせ時間
誰も居ないからこのまま
ふたりきり話そうか
何気ない言葉に悶えるけど
赤面してるのはわたしの方
可愛いなんて簡単に言うからほんとに、

魔性の女なんて言うけど
それはそっちの方でしょ
男だったら惚れてるなんて言われるから
心がはじけた

君に見せたいものがたくさんあるの
話したいことがたくさんあるの

君が触ってくれたなら
どんな風か考えて 静かに沈み込む夜

夜の街駆けだした君に思わず電話した
包み込まれてゆくの
不思議な気持ち

好きと言ったらどんな顔するの
体を預けたらどうなるの
教えて欲しい

ウルフの髪が肩に触れるころに
茶髪のわたしは目を閉じて

言われた言葉が反復していく
夢の中で蕩けてゆく



1/17/2024, 9:58:04 AM

キミは星に手を伸ばした
あれなにこれなに
どうして どうなって
ピアノの線が続く
モデリングしたモノ
透明度下げて解像度上げて
オーバーレイみたいに彩っていく
ステップ止まらない
次々増えてくモノコト
円周率みたいに続いていく
キミとの化学反応
マイクに通した この想いも
水槽から覗くほどにきらめいている
ららら
一度描き始めたらとまらない
このフレーズは
今のシーンは見開き
ビートに乗って リズム刻んで
パズルのピース集めたら
嫌な部分はマスクして
インポートしちゃえば
あたりまえじゃない世界覗いて見えるかも

カラフルポップできざむ
キミとのココロのなか
ひとつひとつトクベツな
あまいポイフルみたいな

ギターの音色に合わせダンスを踊りましょう
歌い始めたらきっと楽しくなる
描くのわたしのストーリー
天体観測も科学も水族館も
好きなもの集めたら
きっと楽しいの

1/16/2024, 5:04:09 AM


いつの間にか成長していたんだな
元から違う人生だった
それがあの時の奇跡で
たまたま交わっただけだった
僕の長い人生の中で
出会おうと思っても出会えないような
そんな思い出をくれてありがとう
また違う道に進んでいく
比べるのもバカバカしいくらい
思い出すのも飽き飽きなくらい
君といて笑った回数より
泣いた回数が上回って
怒涛の出来事だったものが
思い出になっていく

あの時駅の方向が分からなきゃ
君に出会えてなかったんだよな
こんなに沢山の人が行き交う
東京で僕ら
君と出会えて良かった

1/14/2024, 10:26:42 AM



ふと思ってみた
途切れてしまったあの日の続きを
あれから俺はカッコ良くしていくつもりで
飲み終わった後の計画まで立てていた
1年後の未来には君と結ばれてて
笑ってる俺と君の恋愛映画が流れてた
東京に行って一人暮らしをしたら
宅飲みして笑い合ってる俺らがいるんだ
そうして君は俺がもっとかっこよくなったことに
こっそりと惚れ直したりして

あの時無くしたテープの続きがどこにも見当たらない
日に日に増えてく部屋の物に隠れてしまったのか
そのくせ心には誰も住んじゃいない
チラシをばら撒く余裕すらない

玄関先で君は突然消えた
まだなにも分かっちゃいないのに

ふと思ってみた
途切れてしまったあの日の続きを
あの時俺はうんと幸せなつもりで
君もそうなんだと思ってた
東京の街は灰色で誰も他人に興味無い
ベッド寝転んで見る天井に
準備はできたはずなのに

思ってた結末じゃなかった
満場一致で星5だと思ってた
クライマックスの前に
突然ヒロインが居なくなった

あの時無くしたテープの続きがどこにも見当たらない
日に日に増えてく部屋の物に隠れてしまったのか
そのくせ心には誰も住んじゃいない
チラシをばら撒く余裕すらない

玄関先で君は突然消えた
まだなにも分かっちゃいないのに

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