ふと思ってみた
途切れてしまったあの日の続きを
あれから俺はカッコ良くしていくつもりで
飲み終わった後の計画まで立てていた
1年後の未来には君と結ばれてて
笑ってる俺と君の恋愛映画が流れてた
東京に行って一人暮らしをしたら
宅飲みして笑い合ってる俺らがいるんだ
そうして君は俺がもっとかっこよくなったことに
こっそりと惚れ直したりして
あの時無くしたテープの続きがどこにも見当たらない
日に日に増えてく部屋の物に隠れてしまったのか
そのくせ心には誰も住んじゃいない
チラシをばら撒く余裕すらない
玄関先で君は突然消えた
まだなにも分かっちゃいないのに
ふと思ってみた
途切れてしまったあの日の続きを
あの時俺はうんと幸せなつもりで
君もそうなんだと思ってた
東京の街は灰色で誰も他人に興味無い
ベッド寝転んで見る天井に
準備はできたはずなのに
思ってた結末じゃなかった
満場一致で星5だと思ってた
クライマックスの前に
突然ヒロインが居なくなった
あの時無くしたテープの続きがどこにも見当たらない
日に日に増えてく部屋の物に隠れてしまったのか
そのくせ心には誰も住んじゃいない
チラシをばら撒く余裕すらない
玄関先で君は突然消えた
まだなにも分かっちゃいないのに
願い叶うって言ったくせに
翌日にブロックってどういうこと
信ぴょう性全然ないじゃん
いったいぜんたいどんな始末
会える距離だなんて言われては
また浮かれて今度も先延ばし
飽きるくらいには見たのに
まだまだ見足りないトーク
グラスの先は君じゃないし
差し出されたワインも君のじゃないし
夜過ごすのも 隣にいるのも
全然君じゃないね
予想外から 興味無いから
なんて言って結局本命は…
酔ったフリして笑っては
君の真似してまた引っ掻き回す
こんなゲームも
辞めにしたいよ
優越感も泡に消えて
そのセリフ言うの君じゃないし
きっと本命はわたしじゃないし
でももう戻れないここまで来たら
圧倒的に有罪な先輩
あの時の僕は
小さくてまだなにも知らない純粋なまま
だけどいろんな経験をして
信じられなくなったんだ
いくつもの困難があったけど
乗り越えてきたんだって思って
でも今日の僕に出来ることは
やり遂げることは
あるのかな教えてよ
白雪の夜に泣き出して
止まならないよ
抱きしめたい見守るまま
もうすぐそこに
大人への階段がある
こんなに近くに
登ってきた感覚はないけれど
周りの目も僕も変わって言って
誰かの言葉傷付いて
変わった僕を僕で認めていって
それでもなんだか寂しいんだ
誰かに甘えたい
美味しい料理が食べたい
昔のように雪遊びがしたい
なにも考えないで飛び跳ねていたい
自由はないけど幸せな過去
だけど今はいまはいまで
戻れはしない
巻戻らない
朝日が何千と過ぎて
僕は何万回目の今日を迎えて
新しい風新しい時間
寂しい気持ちは変わらないけど
抱えてたまには忘れて歩こう
僕は苦手でアイツは得意
アイツは苦手で僕は得意
そういうもんじゃん
人間向き不向きがあるよね
アイツの手に入れたもんが
羨ましくって仕方ない
でも僕のこんな毎日も
僕にとっては割と幸福です
見えない部分の大変さは
僕もアイツも知る由もないが
好き勝手良い所を見るのも
しょうがないかもしれない
お好み焼きについてくるソース
使う派ですか持参派ですか
君が言うならいいんじゃない
僕は僕でいかしてもらいます
付き合ってられないよ
貴方のその振る舞いに
誰も彼も虜になるんでしょ
けどもうなんだか興味ないの
貴方のこと知っちゃったから
案外こうなんだってさ
好奇心で動く貴方なら分かるよね?
あの時の新鮮さは
あの時の"知らない世界"感は
なるほどってなった今なら
わたしに合わないって分かる
人が好きなとこ
やることぶっ飛んでるとこ
けど1人で色々考えてるとこ
幸せになりたいなんて
願ったわたしは
やっぱ前より幸せだよ
貴方が褒めてくれた
わたしの絵を
わたしとわたしの好きな人で
これから共有していくの
じゃあさよなら