少女漫画の展開に憧れてた夏
クーラーの効いた部屋とセミの声
夏本番で 出る気がしないし
もう夏休みの宿題もないし
2階の真ん中わたしの部屋
なんとなく漫画を読み返す
蒸し暑い夏の三角関係の話
俯瞰して観るようになってた
どれだけ体が成長しても
鏡を見なければまだ子供な気がして
見つけ出した制服
冬物に紛れたスカート
カーディガンは見当たらない
愛とか恋とかよく分からないから
君に答えを教えてほしい
レポートの進捗
駆け引きはしない
好きだったなあ
もう大丈夫だと思ったのに
なんとなく歌った恋愛ソング2番から歌えなくて
まだ未練があるって気づいた
相変わらず平気そうなSNS
共通の知り合いで流れてくるアイコン
心臓が痛くなる
君の好きな映画が見たくて
入ろうとしたネトフリ見送って良かったな
わたしのおすすめは
もう君は見たことがあるけど
もう一度見返した時には ちょっとだけ思い出して
好きじゃないけど
忘れられない
忘れたいのに
忘れたくない
もう少しでも 何か違えばなにか違えば
君が誘うからなんとなく始めた
麻雀の無駄な知識だけ増えてさ
君から教えてもらったルール以外知らないから
全然勝てないのになんとなく開いて
案外君が居なくても楽しめるななんて
どこかでまた君とすれ違ったら
絶対 絶対 無視したいな
どんなに振り向かれても気づかれても
何も言わずに去るの
君が悔しがる女になりたいって思うのに
お風呂もやる気が出なくて
部屋も汚いままで
でももう君に好きって言われても戻らないくらい
傷付いたから
ほんとに一切嘘なく 君のことはもう好きじゃない
好きだったのは明るいところ、ポジティブな所、周りを見てるところ。
嫌いだったのは八方美人なところ、適当なところ、笑えば許してもらえると思ってるところ。
今日は色んな一日だった。
昨日は引っ越して一日目の夜で眠れなかった。
だから朝めちゃくちゃ眠くて、そのまま寝て予備校の午前の授業をすっぽかした。起きても身体が重いままだったから、トーストを食べながらTwitterを漁ってた。2日前、好きな人にSNSをブロックされた。気付いたのは何気なく自分のアカウントを見ていた時。フォロー数が変わっていた。フォロー欄にもフォロワー欄にも好きな人のアイコンが無かった。その日はクルージングに行って、見ると幸せになるという女神像を見た帰りだった。ショックだった。でもなぜか涙は出なかった。出なかった自分にも驚いた。
好きな人はSNSを更新していた。元気に。これから家に人が来るから準備中なんて呟いていた。わたしはSNSを鍵垢にした。なんとなく。
夜になって、好きな人はまたSNSを更新した。掃除で疲れて体調が悪いらしい。
身体も心も重くてベッドで寝ている最中にそれを見たから、思わず笑った。
失恋したら気持ちを紙に書き出すのがいいらしい。始めはなにも思い付かなかった。だからとりあえず、しんどい、つらい、吐きそうって書いてみた。そしたら、別の不満も出てきたからそれも書いた。どんどん不満が出てきた。涙が止まらなかった。
それを裏垢の親しいに載せたら、悩みを相談し合う仲の友達からDMを貰った。やり取りしながら、返信を待つ間失恋ソングを聴いた。びっくりするくらい今のわたしにぴったりだった。ひと通り話終えると、なんだか自分を客観的に見れた気がして、次は失恋映画が見たくなっていた。
「花束みたいな恋をした」はアマプラではもうやってなくて、500円でレンタルした。2時間と3分有村架純がかわいかった。
そうして3時を回って、わたしは眠りにつく。
おやすみなさい。