あの頃の不安だった私へ
自分の心のめんどうを
自分で見なくちゃいけない
めんどくささを大事にする
だからダメなんだと
そこからどうするを
同じ場所から眺めて
諦める最後を
少しずつ遠ざけていく
いつの日にか
粘り強くなれたら
めんどくささも
悪くはないと
そこからまた
新たな景色を
眺められるから
そう言ったところで
到底信じるはずもない
何もかもを避けていた
あの頃の私
ずっと不安だったから
自分の最低限の守りかた
振り返ると
ただただ笑える
大丈夫
あの時の私
今なら
笑えるようになれたよ
逃れられない呪縛
なんでなんだろう
こんなくだらないことで
眠れない夜を過ごす
物語の終わり
エンドロールが流れてる
ここにある思いを
すべて残して
時が過ぎるを待つ残酷
午前2時の呻き声
沈黙のノイズが襲う
夜空の色の風
顔を上げる理由には
ならないままに
風に乗る術を知らず
逃れられない沈黙
罪のようにのしかかる
呪縛のように
囚われ続ける心
昨日へのさよなら、明日との出会い
たいていのことは
自分で決められない
出来るのは
これからどうするか
だから明日の為に
今ここで考えるんだ
自分との約束
認めがたい弱さ
強がりの隠しで
なんとか取り留める
時間に無理やり
押し出される日々
昨日へのさよなら
全てを受け止め
明日との出会い
己の姿を心に照らし
走り続けていく
そんな1日を
昨日と明日の間で
戦い続けている
それでも今日を
生きている実感
自分という形を
バランスとって
なんとか維持してる
走りながら考える
そんなスタイルで
明日を迎える
準備をしている
突然の別れ
出会えてよかった
過去形の話
結果より過程の思い
それでもやっぱり
なんでがつきまとう
どうしてがループする
拭いきれない涙が
何もかもを
ぼやけさせる
愛があれば何でもできる?
妄想、願望、欲望
あらゆるイメージは
既に出来上がっていて
何度も何度も上書きする
それでもまだ足りない
現実、過去、未来
あらゆるイメージが
ほぼ叶えられなくて
何度も何度も確認する
それでもなお届かない
愛があれば
愛があっても
愛があったって
愛さえあれば
愛さえなくても
愛さえわからず
形のない
思いが先走る
そんな言葉に
今日も惑わされ
それでも願う
愛があれば何でもできる
それが嘘とわかっていても
やっぱり求めてしまう
ある意味で正しい
愛がなければ何もできない