何でもないフリ
心の棘がとれなくて
どうしようかと悩んでた
しばらく見ていて
可哀想になってきた
別に君を恨んでないよ
君も私の一部だから
仲良くしようよ
心がどうなってるか
教えてくれたんだよね
そんな君だから
愛おしく思えてくるんだよ
どこまで行けるか
わからないから
だめそうなら
また教えてね
何でもないフリは
いつまでも出来る
わけじゃないから
君がジンジンした時は
立ち止まることにするよ
深呼吸して
新鮮な空気を君に送るよ
思いで溢れた心が
弾けませんように
手を繋いで
温かみのある月
冷たいけど
綺麗な空気
夜空を見上げ
夜を感じる
ふ~っと息をはき
夜空に白い演出
その先に見える
眩い星たち
昼間は下を
向いてても
夜は私と
手を繋いで
顔を上げさせてくれる
この時間の優しさを
ずっと放さない
誰にも見られないから
夜空を見上げて
笑顔になれる
逆さま
あの時こうすれば
良かったのに
もっとできたはず
逆さまの思いが
溢れかえってくる
全て逆の結果
事実は返らない
心の奥にしまっていた
隠し続けた感情に
嘘がつけなくなっている
絡み続ける思いの行方
ドロドロする胸の奥
不快な重さに苛まれる
それでも何も
知らないように
笑顔を作る
感情と表情の真逆
いつまで続けようか
眠れないほど
好き勝手に過ごしていた
わがままという
セリフがよく似合う
自分らしく生きてきた
その裏側にある
誰かからの
怒り、憎しみ、悲しみ
それらを私自身が
他人を見て感じる側にいる
むかつき、憎しみ、悲しむ
眠れないほどの感情を
こちらの側から
見えてしまった
今夜はどういう気持ちで
過ごしたらいい?
さよならは言わないで
その背中が語っている
どうにもできなかった
今日までの道のり
どちらも悪くないから
どうにもならないよね
こういう日が来るって
いつから思うように
なったんだろう
無意識のカウントダウン
ついにこの日を迎えた
あなたの向かう道のり
ここから見ているね
見つめ合い触れあって
確かな時間があったから
こう思えるんだよね
さよならは言わないで
あなたが見えなくなるまで
ここに立って見送るから