ずっと隣で
嘘つき!
わたしわたしの|傍《そば》に
ずっと隣りに居るっていったじゃない!
一度!わたしわたしの前から消えたと
思ったら
また、現れて
その時に約束をしたでしょう!
今度はずっと隣りにいるからって!
なのにどうして
また、姿を消したの!
ずっと隣りに居たかったのに?
えっ?
悪いのはわたしわたしなの?
どうして、わたしわたしから
離れて行ったの?
もう分からなよ。
嘘つき!
わたしわたしは毎日
貴女の事を考え
思えば、自然に涙してる。
もう、戻れないの?
教えて下さい。
──────────────────
別に消えた訳じゃ〜ないよ。
貴女が心の扉を開けてくれれば
また、元に戻れる。
わたしは不安だったの
本当にこのままでいいのかってね。
その不安を貴方は取り除いてくれたの?
くれなかったよね。
だから、今は少し距離を置いた方が
良いかなって、思い
こうするしか方法は見つからなかったの
分かってくれるかな?
──────────────────
わたしわたし
そんなの分からない!
どうして良いのかも分からない?
ねっ!
わたしわたし達は
もう、終わりなの?
教えて下さい。
────────────────
教える?
教える必要はないと思うよ。
ずっと隣りに居たいのなら
戻ればいい事。
それをしないのは
貴女がわたしに
隠し事をしているからだと思わないの?
その重い心の扉を
めいいっぱい、押せば
きっと見えるはずだよ。
そしてその時い言えばいいの
ずっと隣りに居させて下さいってね。
難しい事でもなんでもない。
ただ、ずっと隣りに居たいって言うだけ。
その時が来るまで、わたしは
あの日のままだもん。
めぐみより
もっと知りたいの
わたしのことを
もっと見せて欲しいの
わたしのことを
もっと好きできたい
わたしのことを
もっと知って欲しいの
わたしのことを
もっと、もっと、もっと
でもね。
そんなにわたしの全てを
知ってしまえば
ドキドキがなくなるんじゃないの?
えっ?
ドキドキなんかより
わたしのことを知ったら
安心したいだけ?
ふ〜
そうなんだ〜
でも、全ては
教えないもんね。
ドキドキとハラハラが
恋愛の方程式でしょう。
全て解いてしまったら
貴女は次の知りたいを
求めるでしょう。
だから
全ては教えないの。
めぐみより
平穏な日常
毎朝同じ時間に起き
お弁当を作り。
朝のシャンプーをしてから
メイクをして
駅まで乗せてもらい。
いつも通りの時間にやって来る
電車に乗り、混み合ってる隙間
から、新作小説を読みながら
スマホからコードレスイヤホンで
お気にりの曲
アウル・シティーとアダム・ヤングと
カーリー・レイ・ジェプセンの
Good Timeを聴く
流れる景色も見ないで小説を
読み続けるといつもの駅に着く
慌ただしく人混みに流され
駅を背に会社へ向かう。
会社に着くと社員カードど
出社インする。
私服から制服へ着替えて
朝のお掃除当番を済ませ
就業時間のチャイムが鳴ると
朝の朝礼が始まる
上司の連絡事項が終わると
順番で1分間スピーチが始まる
わたしはこの1分間スピーチが苦手
朝礼が終わると
自分の机に向かいPCを起動して
本日の業務の始まり。
バタバタガチャガチャと
する社内で電話が鳴り響く
電話を取りいつも通り挨拶を
してから担当者へと繋ぐ
今日はなんだか電話が多いと
ポツリとボヤく
そうこうしてると10時の休憩で
家から持ってきたマグボルトから
好きなアールグレイの紅茶を飲んで
ホット一息するけど
休憩時間はあっという間過ぎ
お昼まで仕事が始まる。
お昼休みになると
仲良しの同僚と社員食堂へ
毎日、手作り弁当を持ってきてる
から、皆は今日は何かなって
覗き込まれると
偉いね〜
毎日、自分で手作り弁当を持ってきてさ
と褒めらる。
そんな事ないよ〜と答えると
同僚は料理が上手なんだねって
またまた褒めらる。
同僚は私なんて社員食堂か
コンビニ弁当だよって言うが
わたしだって寝坊したりした時は
社員食堂で済ませるよって
答えるけど?
それでも、いいお嫁さんなれるよ
何て言われるのはいつもの事。
そうそう
今日は昨日、作った。
プリンを皆に食べて貰う為に
持ってきたんだと
食後のデザートしようと
皆に渡す。
同僚の女性先輩は
ね〜
私のお嫁さんにならない?
そんな冗談を言うけど
わたしは先輩には彼氏さんが
いるでしょうと言い返す。
先輩は男なんて、ダメだよ。
これからは可愛い女の子の方が
いいのとか言うが
わたしは
またまた、冗談言わないでと
答える。
後輩ちゃんは
それなら私が候補なると
言い出す始末!
先輩は
不思議だよね。
何で彼氏を作らないの?
わたしは言う
めんどくさいからと答えると
先輩は
そんな事言ってたら
あっという間、婚期を逃すよと言うが
わたしは
じゃー結婚しないから大丈夫だと
答える。
先輩はまたまた
なら私が居るからと言うが
わたしは苦笑いして
誤魔化す。
そんな冗談を言いながら
お昼休みは終わり午後の仕事が
始まる。
わたわたしながら
3時の休憩
自分の机でまたまた、
アールグレイの紅茶を飲みながら
ポッキーを食べるのが
至福のひととき。
後はラストスパートで定時まで
頑張りましょうと言い聞かせ
バタバタしてる内に定時のチャイムが
鳴り響くとわたしはダッシュで
ロッカールーム
急いで私服に着替え
今日は絶対に15分の電車へ乗るぞと
気合いを入れるけど
結局、いつも次の30分の電話に
乗る羽目になる。
あ〜今日もダメだったと諦め
その時間の電車へ乗り
朝の続きの小説を読み始める
スマホからコードレスイヤホンで
流れる曲はMaroon 5 - Memories
そしてわたしの住む街へ電車は
進む。
いつも通りの時間に着く電車。
いつも通りに迎えに来る父
帰りの車の中で今日、会社で
合った事を話しながらやっと
家に着くと家の中からは
猫たちの鳴き声で
早く夕ご飯をちょうだいと
言ってるみたい。
猫たちの世話を終えると
買い置きしていた材料で夕ご飯を
作ると出来上がる時間に母が帰宅!
家族で夕食しながら
日常な会話
今度の休みには温泉?とか
なら水族館でも行かないとか?
そんな話しをしながら
夕食を済ませ洗い物は母の仕事
ほっとしてから
お風呂、勿論 小説の続きを読みながら
ながーいお風呂タイム。
いい加減、出なさいと
母からドヤされる。
ブツブツ言いながら
お風呂から出て髪の毛を乾かし
寝る前のお肌の手入れ
ベッドに横になり
またまたアールグレイの紅茶を
飲みながらスマホで好きな
曲を聴きながら小説を読み続ける
寝る前に聴く曲は
One Direction - Little Things
そして寝落ち!
それがわたしの
平穏な日常
そんな平穏な日々が
何よりの幸せなんだなって
思わないですか?
めぐみより
全ての世界が愛に満ちてれば
人々は平和に暮らせるけど
今の世界はお金に操られた。
猛者の為に作り上げられた
世界だと思いませんか?
何十世紀に渡り戦争を繰り返し
戦争で得た利益で出来た世界が
今の姿だと思いませんか?
命は全て平等でなければなら
ないのにそれを線引きしてる
人達はなんなのですか?
神ですか?
その人達が居なくなれば
世の中はもっと豊かに平和に
なると思いませんか?
愛があれば平和な世界が
絶対!訪れると思うのに
何故、それをしないのですか?
一部の上流階級の人達の為に
操られてしまった世界は
いつ?愛と平和になる日に目覚
めるの?
そんな日が訪れると良いですね。
めぐみより
過ぎ去った日々
過去を振り返って仕方ないのは分かって居
るけどどうしても忘れられない人が居ます。
もう終わった事なのに振り返っても元には戻
れないのは分かって居ます。
何が悪いのか、どうしてわたしは離れてしま
ったのか自分でも分からない?
結局、貴女を傷付けてしまったのかな?
そればかりが、心残りで今も涙してます。
楽しかった日々は二人の想い出になったのか
な?
貴女の事を全て分かって居たつもりでも、本
当は
全然、分かって居なかったと自分を責めて居
ます。
出会いがあれば、別れは必ず訪れるものだけ
ど一年と言う短い間は人生に置いてとても短
い日々でした。
何故?わたしの前に現れたの?
どうして、好きになってくれたの?
わたしは貴女にとって必要ではなかったの?
どうして
どうしてなの?
過ぎ去った日々は戻れなのは分かってます。
もし戻れるのなら、あの時にあんな言い方を
しないで、もっと優しく言って上げたのにと
今は後悔してます。
でも仕方なかったの
わたしも不安でいっぱいだったので、あん
な言い方をしちゃったけど、貴女は何も
答えてくれなかったよね?
嫌いになった訳じゃ~ない
わたしの不安を取り除いて欲しかった
だけなの?
もしこれを読んだら、どう思うの?
何も変わらないのは分かって居ます。
どうしても伝えて置きたかったの
わたしはあの日、出会ったまま
変わって居ない。
少し変わったのは、ほんの少しだけ
夢に向かって一歩づつ進んで居る事
その内、わたしの事は過去の|遠近法《えんきんほう》で
消え去ってしまう。
めぐみより