10/18/2024, 3:45:55 AM
忘れたくても忘れられない
写真を消した。
髪も切った。
君のものは全部捨てた。
なのに、どうして……。
10/16/2024, 1:59:37 PM
やわらかな光
10/15/2024, 2:29:04 PM
鋭い眼差し
雪山に銃声が鳴り響く。あと何人殺せば、この地獄から抜け出せるのだろうか。
10/15/2024, 1:58:09 AM
高く高く
君は飛んだ。蝋の翼で、自由に、太陽を目指して。
私はそれを下から見上げる事しかできなかった。遠ざかる君が眩してくて、私は思わず顔を顰める。恐ろしくて、寂しくて堪らなかった。君がいなくなってしまうのではないかと。
溶け始めた蝋が、私の頬を涙の粒のように伝った。やがてそれがボタボタと雨のように降り注いで、呆気なく君は墜落した。
壊れかけの玩具のように呼吸する君を抱きかかえ、心の底から安堵する。もうどこにも行かないでと。
やがて蝋が固まり始めた。
10/2/2024, 2:55:25 AM
たそがれ
授業終了のチャイムが鳴った。荷物をまとめて教室を出ていく友人に手を振り、私は椅子に背中を預ける。天井を見上げてため息をつく。特別な理由もなくただ居残るのが何故か日課になってしまった。