奇跡をもう一度
壊れた関係は戻らない
壊れる前に戻れたら
「バタフライエフェクト」
映画の様に何度戻っても変わらないかもしれない
それでも願ってしまう
弱い人間です
最後はうまくいく、かな
映画の様に
end
どーでもいいけど、自分のことを存在がないだの、影が薄いだの居ても居なくてもいいだの書くとハートがいっぱいもらえる法則、フフッ。
また書こうかな。
たそがれ
誰そ彼から来た言葉。
誰かわからないけどそこにいる、薄暗い時間帯のことを言うのだとか。
それなら私は一日中、誰そ彼時に生きてることになります。
明るかろうが、お構いなし年がら年中存在がないんですから。
生きる幽霊?生霊?
それは怖い、もう少しソフトにしたい。
「存在の耐えられない軽さのオンナ」と、シネマティックに呼んでもらいましょうか。
好きな人でもいたらいいんですけどねぇ。生きる希望も湧くってもんですけど。
ただ居たところで気づいてもらえないのが問題。存在が軽すぎるオンナですから。
困りますねぇ。
end
きっと明日も
今日、書きたいと思うことがない。
きっと明日もそうだ。
人は騙す。騙される方が悪い。信じた方がバカだ。
儲かった人間だけが生き残る?
真面目で地味な奴はどこにいても誰も気付かれない。
とりあえず生きてるんですけど。
どーでもいい。
どーでもいい。
私という人間、
どーでもいい。
end
静寂に包まれた部屋
蝉が今年の出番を終えて静かになった頃。
これからは鳥の鳴き声で起きたいと思ったら、願いはカラスが叶えてくれた。
おまけに鳩まで加わって合唱だ。
ありがとう。
思ってたのと違うけど。
end
別れ際に
「今度はうまくいくと思ったんだけど」
「毎度おなじみ、ってやつね」
突如降ってきた雨の中、ハンドルを握る幼なじみの彼女。
機嫌の悪い私は助手席のシートを倒して目を瞑ったままだ。
「なにそれ、ひどいな」
「フフッ。ところで、なんでフラれたのよ」
「会う約束してた日に、やっぱごめん、他に気になる子がいるから会えないってさ」
「本命がいたんだ。で?どこで知り合ったの?」
「ネット」
「で?いつから付き合ってたの?カッコいい?」
「1カ月くらい前かな、顔はわからない、会ったことないもん。でもこの人がヒーローって思ったの、、、って笑いすぎ!!」
「ヒーローて、、。じゃあ会ったことないヒーローに会う前にフラれたんだ?よかったよ、あんたの顔見てから別れ際に、やっぱごめんって言われるよりはさ」
「どういう意味よ!あーぁ、彼はダークヒーローだったのか、、、って笑い過ぎだっつーの」
「ダークヒーローにはキャットウーマンが付き物ってね」
「何うまいこと言ってんの、笑えないから」
「ま、傷心のあんたを励ますために、こうやってドライブしてんだから。綺麗な夜景でも見せてあげるよ。いや、いい友達だわ私」
「ハイハイ、ありがとね」
通り雨らしく、雨はすぐに止んだ。車が止まる。
「この辺かな。さぁ、ご覧あれ」
機嫌は直ってないが、夜景は見たい。倒してたシートを起こした。
「う、わぁ‼️、、、真っ暗だな」
「真っ暗だね」
「夜景はよ?ここどこよ?」
「どっかの山ん中だね」
「迷ったか」
「それっぽい」
「最悪だ‼️」
「最悪だ‼️」
思いきり笑ったおかげで失恋の痛みはどこかへ飛んでしまった。
私のヒーロー探しはまだまだ続く。
end