本気の恋
それなりに恋をしてきた。
それは本気の恋だったか?と問われると、わからないとしか答えられない。
私がしてきた恋愛は、自分都合主義の恋だから。
今考えると、お相手様はさぞかし、しんどかったことだろう。いらだったことだろう。
当の私と言えば、楽しかった思い出がほとんどで。
そりゃそうだ、お相手の都合、心情を一切汲まない自分都合主義の恋なのだから。
それでも、つきまとう不安や
渦巻く嫉妬心に悩んだ。
誰かに取られてしまうんじゃないかという焦りや、相手が自分と同じくらいの熱量がないと感じた時の怒りも味わった。
相手を好いているからこそ抱く感情だ、これこそが恋なのだと思い疑わなかったが、これは勘違いだったように思う。
今思えば、自分勝手な恋愛ごっこをしている間抜け女子だ。
ただ結局、この歳になっても正解はわからず。
自分勝手な恋でさえ、あれこれ疲れる。
本気の恋なんて考えただけで空恐ろしい。
本気の恋なんてする気力もない。
本気の恋なんて、死ぬまでに1度くらいはしてみたい。
end
カレンダー
幼い頃、どの家に遊びに行っても、壁にかけられたカレンダーがあった。1日1日めくってくやつね。
新年始まってからの数日は、我先にと破っていたのにも関わらず、1カ月も経つと家族の誰もが忘れてしまい、誰かが慌てて溜まった分を破り捨てるのが我が家のパターン。
あんなにどこにでもあったのに、もうほとんど見かけないな。今でも何処かで売ってはいるんだろうけど。(私が知らないだけかな)
買ってもない私が言うのもなんですが、昔からあるものって変わらず残ってて欲しいと思うんです。
何処かで見かけた時、懐かしさで胸をキュンとさせたい。
それにしても、です。
めくるのが楽しみでしょうがないような毎日を送りたいと思う。
今の私は
「あぁ、また歳とるんだな」
これくらいです。凹むわ。
めくる度に凹むなら、買わない方がいいのかも。
目の前にあったとしても、めくっちゃいけないのはスカートとカレンダー。
お気をつけあそばせ。
本日38℃
endがインドに見えてきた
喪失感
(トゲトゲを自分に向けて)
群衆心理
同調圧力がもたらすものは
自己破壊
自己喪失
逆らうことなくうなづいて
出来たのは
使い古された人形
大きく分厚いドアを前に言う
「解放してよ」
門番は言う
「ならば、さあどうぞ」
開放されたドア
なのに出ていけない
出ていく勇気がない
この先一人で生きていく知恵も何もない
踊れない人形
多種多様に拡がる交友関係
職場家庭友達趣味仲間ネット仲間
おびただしい情報量
何が正しいのか
誰を信じていいのか
分からなくなる
その中からの取捨選択は
自己判断
自己責任
いっそこのまま
人形のフリしていようか
靴を脱ぎ捨てて
end
世界に一つだけ
私の性格は、はっきりした物言いの清少納言。
でもホントの不安や愚痴は言えなくて日記(ここ)に書く道綱母似かも。
憧れは数多の殿方との浮き名を流した和泉式部。
大トリは、後世に名を残すほどの文才豊かな女性、紫式部は私にとって最早スター的存在。
でも「源氏物語」はそんなに好みではなく。
男女の恋物語とあるけれど、眉目秀麗と謳われる光源氏をはじめとする当時の貴族男子が好き放題、自由奔放に恋愛しているのを延々と読まされるから。(全部読んじゃいないけど)
結局、男性陣が好きに恋愛して、女性陣は恋人が来るのを待ち侘びて毎日のように泣いていて、ほとんどの人がそれに疲れて出家する。
納得いかない。非常に許せんのですよ。
何故に女性がこんな酷い目にって。
ま、そーゆー時代ってのもわかってるんですけどね。
実は「源氏物語絵巻展」には何度か行きまして。
それはそれは素晴らしく当時のお着物や建物が色鮮やかに繊細に描かれてあってため息モノなんだけど、どーしても、イケメン中のイケメン絶世のマグネティック男子光源氏のお顔が…、そうとは思えず。
自分のことは棚に上げてね、ほんとごめんなさい。
私の頭の中で作った彼を「光源氏」と認定しようと思ってます。
私が毎日書いてるこれは、世界で一つだけの「オールドファッショニスタ日記」。
もしかしたら100年後には、令和の紫式部とか言われているかもしれない。(異論は認める)
だとしたら残されても恥ずかしくないように、愚痴ったり悪態つくのやめなきゃ。
品よく一句詠んで終わりにします。
本日の
車内温度計
37℃
en怒
胸の鼓動
毎日のように、ここで愚痴った言葉がある。先日、もうこれで最後にすると宣言した言葉。
だから言いたくない、いや、言えない、もう言うつもりもない。
ただ今日、車の温度計が36度だった。胸の鼓動がYOSHIKIのドラムの如く早打ちする。
口から自然に出てしまった。
「…‼️」
いや、言わずにいられるか。
いやいい、車の中は私だけだから。言いたい放題だ。
だけど、ここでは書かないって決めている。
だから、これだけ書かせてもらう。
「ゔわあぁっっっづい!
もーいい加減にして紅?このゔゎづざ!降り止まない雨でも降ったらどう⁈」
深呼吸。
落ち着きを取り戻す。
明日からの私はさぞかし涼やかに過ごせることだろう。
もう、まじでくだらない。
読んでくださってありがとうございます。
end