失恋
失恋、ちゃんとしたことがないのです。
こーゆーといかにも“モテ人生”送ってるように聞こえますが当然違うわけで。
今思えば本当に好きになった人がいなかったのかな、なんて(いやかなり失礼なんだけど)。
私は恐らく人を愛せない人間なのです。
だから私も人から愛されない。
よくできた話です。
推し彼に彼女の影とか好きな芸能人が結婚した時には地団駄踏んで悔しがります。
こーゆーとこがいけないのでしょうね。
いい病院教えてend
正直
2度目の人生を生きられるなら、もっと上手く生きられるだろうか。
過去の行いを悔い改め、徳を積んで生きるのだ。
それだけじゃない、外見も気をつかう。かなり。なりふり構わず必死で。
それでも、男子の視線を独り占め出来るような女子にはなれないので、陰で密かに少しモテる子を目指す。(いい塩梅のちょいモテ女子)
当然、勉強も部活も必死でやる。将来、必要な知識がないうえに、経験不足であることを身をもって後悔することになるから。
友達も必死で作ってみる。
その子達が困ってたら何か出来ることないか考えてみる。相談も乗る、立ち直るまでそばにいてあげようと思う。
繋がりが保たれようが途切れようがお構いなしだ。自分から積極的に動いてみせる。
家族親族とも、もっと親交を深めたい。彼らにとって今の私は“無”同然だ。挽回したい。
“後悔ばかりの人生だ”って言う某アーティストの歌詞をうなづきながら聞くのはもうごめんだ。
とは言え、どーやっても後悔はつきまとうだろうけど。
今抱えてる“後悔”の分、誰かから“ありがとう”って言われる人生にチェンジされたら満足かな。
それが今の正直な思い。
end
梅雨
梅雨空や
日が射す隙間
走る帰路
end
無垢
無垢?そんなもの、生まれた瞬間病院に置いてきましたよ。
幼い頃から性格は悪かったと思いますが、今のこれほどではなかったです(はず)。
“自分より成績の悪い子がいる。よかった、あの子より上だ”
“あの子仲間はずれみたい。あの子のことはよく知らないけど私も離れていよう”
まだまだあるんだろうけど、書いてて恥ずかしくなるのでこの辺で。
けれども結局、年を重ねただけで根っこは変わらない私。
普通の生き方をしていたら周りの方々にどれほどの迷惑をかけることか。
“野良ぼっちおばさん”でいるのは、世のため人のための正しい生き方なのでしょう。
この賢明な判断をどなたか褒めてください。
end
終わりなき旅
今日もジム通い。ついでにセルフ美容もしてやった。
セルフ美容は2種類あって、脱毛ともう1つはデコボコした5センチほどのマシンに、なんとかという温かい周波を流し、気になる部位に当てがうと肌にハリツヤが出ると言うものである。
本日は脱毛を。これが効果てきめん、全身ではないが、この一年弱でほんとにきれいになった。(自分調べ)
先日はもう1つの、そのなんとか周波を顔に当てたところ、翌日はくすみが取れてハリのある肌に。(よくある化粧品の宣伝文句みたい)
よし、これで今年の夏は、自信を持って外を歩ける、と思ってたのだが、忘れた頃にまばらにうっすら生えてくる奴等が。
「絶滅してなるものか。“ムダ毛”などと言う屈辱的な名をつけられているが我らには存続の意義があるのだ。」と言わんばかり。
強い自我を感じる。
顔美容もそれに続けとばかり、あれほどハリのある肌に生まれ変わったというのに、その数日後には「通常運転に戻らせていただきます。」といつもの見慣れた姿に変えてしまったのだから憎らしいったらありゃしない。
今日は脱毛、次はデコボコマシン。女でいる限り、美容道は終わりなき旅だ。終着点はどこだろう。見えない。
こうしてため息をつきながらも、数日後には手慣れた動作でなんとか周波をそこかしこに当てがう私がいるのだろう。
がんばれ私。
end