届かぬ想い
あと10センチ身長があればと、切に願います。
幼少期や学生時代の「ちっさくて可愛い」は、ありがたいのですが、この歳ではただの「ちっさいおばさん」でしかないのです。これはキツい。
どうせおばさんなら潔く、迫力ある「どすこいおばさん」の方がカッコよく思うのです。見た目になんか威厳があるような。
他にも顔がよけりゃとか、胸が大きけりゃ、美肌になりたい、とかありますけども。それらは先立つものさえあれば(ないけど)どーにでもなるかと。
身長10センチと言うのは、そうもいかん。
どーにもならない。
ヒール履いてもいいけれど、出先で脱いだ時の虚無感と言ったら。穴空き靴下を履いた時に「和室へどうぞ」と言われた時の「終わった」感と通じるものがあります。
そんなことはさておき、この願い事に限らず、日頃の行いが悪い私の願い事なんぞ到底叶うはずもなく。
高身長になって、街を颯爽と歩きたいと願う気持ちは「届かぬ想い」として、胸にしまい込んでおこうと思っています。
誰にも言わないでくださいね。
end
神様へ
今まで願ってきたこと、叶っているのか、そうでないのか正直よくわかりません。
過去の私が何を願ったのかを覚えてないのです。
これが幸せなことなのか、そうでないのか判断しかねるのですが、私も家族も生きているので幸せに軍配があがるかと。
でも、この事を踏まえると今、この場で願ったこともおそらく忘れてしまうのでしょうね。
だから、願い事をしないでおきます。
謙虚でしょ?可愛いでしょう?
強欲を腹の底に隠して、こんなことを言うのですよ、優秀でしょ?
え?性格の悪さが治るように願えって。
なぜだろう?
理解に苦しみます。
鈍感end
快晴
曇天、快晴お構いなしに、いつでも単独行動の私です。
家族とも疎遠、友達は皆無、今時の若者風に言わせてもらうと「ぼっち」と言うやつです。
「ぼっち」の困りごととして、飲食店に入りづらい、行ってみたい旅館が2名から受け付けが多い(女の一人旅はそんなに怪しまれるのか)、レジャー施設へ入りづらいなどがあります。
逆を言えば、それ以外は大概平気ってこと。(そんな動かんし)
そもそも根っこが暗いので、人と居ても楽しい思いはさせてあげれないし、お互い疲れるだろうな、なんて考えてしまう。
それなら、多少の不都合は我慢してでも、「ぼっち」をキープした方がいいと思うのです。
家族とて、そう。
血のつながりがあろうと、性格の合う合わないは避けられないと思います。
親子といえ、兄弟姉妹間であれ。
あら、お題とは裏腹に空一面が雨雲に覆われたようです。
低気圧が苦手なのでこの辺で失礼します。
end忘れてた
遠くの空へ
逃げてもだめ、
わかっていても、
遠くの空へ
飛び立ちたいと願います。
今すぐにでも。
なぜなら
なんにも書くことが思いつかないからです。
こんな日もある、と言うことで。
飛び立ちまーす。
end
言葉にできない
「好き」
「愛してる」
「ありがとう」
「可愛い」
照れてしまうから、直接言えない。
「憎い」
「ブサイク」
「きらーい」
「気持ち悪い」
直接言えないけど、陰では言う。
両方とも言葉にできない気持ちだけど、一方は「言われたい」し、もう片方は「言われたくない」、酷い差ですね。
でも、思っていること全部を言うと必ず個人間での戦争が起きてしまう。
だから言わなくていい、のかな。
でも、照れてしまうなら「抱きしめる」
言ってはいけないなら、「距離を置く」
伝える伝えないの手立てはいくらでもあるんです。
後者はすぐ出来るのに前者は出来ない人が多いですね。歳を取れば取るほど不器用になる気がします。
でも口だけで、おべっかを使う人よりは正直でマシな気がします。
正直すぎても戦争だし、
不器用な正直者は伝わるようで伝わらない。
こう考えると、詐欺師ってすごい。
言ってはいけないことはひたすら抑え、息を吐くように嘘のおべっかを使い、儲けている。(返せ)
いなくなって欲しいくらい大嫌いだけどね。
言ってしまった!
end