【何気ないふり】
気づかないふりをした。
どんどんやせ細っていく祖母の身体。
何気ないふりをした。
電車やバスで老夫婦をみかける度、
その優しい優しい笑顔を見る度、
涙腺が緩んでも。
気づきたくなかったから、気づいてないふりをした。
あなたから笑顔が少なくなっていくことに。
どんなに頑張っても
どこか満たされないのは
頑張りを一番見てくれていた人が、
見てほしかった人が、もう居ないから。
気づかないふりをした。
失うことが、変化が、
どうにも好きになれない自分が、
今でも心の奥深くで、泣き続けていることに。
『もうどうにも出来ない過去を振り返って嘆くくらいなら、今自分ができることをして死んだほうがマシだ。』
どうせ死ぬなら、
誰かの涙を拭える人間でありたいから。
「綺麗事すぎる」って???
だからいいんじゃん。
綺麗事の1つくらいみんな持ってさ、
『現実とは程遠いな、なかなか実現は難しいな』って、
笑って生きてこーぜ。
そしたらあっという間に明日は来るし、
あっという間に"その時"は、来るから。
"その時"が来たときに、
「やっと来た、、」と思うか、
「もう来ちゃったの?!」と思うかは、
これからのうちらの生き方しだいじゃん??
【見つめられると】
目線って、こわい。
どう思われてるんだろう、とか
ジロジロ見られる気持ち悪さ、とか。
でも不思議なことに。
君に見つめられることは、嫌いじゃない。
その笑顔を向けられることは、好きでしかない。
あのとき、
本物の優しい目線を向けられた時、
私が思わず泣いちゃったのは、ここだけの話。
【ないものねだり】
人間って、不思議だね
ないものを求めては、
ないものを補うために、
技術や環境を発展させる。
"ないからこそ"の自分自身に『好き』が見つかれば、
ないものねだりの君に、笑顔が降り注いでくれるのかな
【特別な存在】
『特別』って、何?
分からない。
だって、
誰かの『特別』になったことも
誰かを『特別』に思ったことも
ないから。
【夢が覚める前に】
夢が覚める前に
もっと、この幸せを噛み締めていたかったのに。
もっと、この気持ちを大事に抱いていたかったのに。
大嫌いな奴らの
「はぁぁぁあ」
という深いため息と
勝手な正義感と
理不尽な説教とで
幸せだった夢の世界から一気に現実に戻された。
夢が覚める前を忘れさせに来るくらい、
人に言っていいようなことではない言葉を
投げつけてくる。
「夢を追え」
と"あいつら"が言ったのに、
夢から覚めさせるのはいつも"あいつら"なんだ、
あぁ、
なんて素晴らしい皮肉と矛盾なのだろうか。
涙をこぼしながら、思わずわらった。