記憶

恋の記憶は鮮烈に残り

愛された記憶は本来の自分に戻してくれる

怒りや憎しみの記憶は消えず、いつまでも染み付いて蝕む

もう二度と

もう二度とあの頃には戻れない

どんなに願っても

願うたびに虚しくなり

絶望して

それでも、顔を上げて生きていかなければならない

曇り

曇りの日は朝から憂鬱だ

寝起きの悪い私は

朝目覚めて爽快と感じたことは殆どない

晴れてる日も、曇りの日も、雨の日も

世間の騒音を掻き消す雨の日が好きだったこともあったが、

若い頃の話で

年輪を重ねた今は

どんな日でも、変わらない

ただ、平穏な日が過ごせたらそれでいい

ワクワクすることも、ドキドキふることも必要ない

ただ、淡々と、平穏に
一日が過ごせたら

それだけで、そのことに感謝して生きている

bye bye...

いろんなものを背負いながら生きてきた

ここら辺で、少しずつ
bye bye して

新たな一歩を踏み出したい

君と見た景色

山を越えてあるキャンプ場に行く途中、

雲海が見える場所があった

私が見たいと言ったら君は車を停めてくれたね

あぁ、あの頃に戻れるなら

私はもう一度、初めから

貴方とちゃんと向き合いたい