願いが一つ叶うならば
人生一からやり直したい
嗚呼
もう疲れたな
共感を得られない生活に
あまり良くない体調に
色んな重責に
全てから解き放たれて
生きてみたい
秘密の場所
ほとんどの人が、他人には、ましては自分が好意を寄せてる相手には触れられたくない、見せたくない、秘密の場所を心の中に持っていると思う
本当に信頼できる相手にしか心の中の秘密の場所は見せれないし、見せた後の反応が怖い
彼女はある日、親友の心の中の秘密の場所を見た。
彼女自ら打ち明けてきた。
彼女は何を思ったか、誰にも見せることのなかった、心の中の秘密の場所をその親友に見せた。
秘密を共有したのである。
だけど、その前とその後では、やはり何かが変わってしまった。
親友は苦しかったから彼女に打ち明けたのだと思うが、
彼女が受け止めるには、まだ心の準備ができていなかった。
親友のことが好きだった彼女は、親友の抱えてる苦しみをどうにかしてあげたくて、必死になり過ぎて、自分が永久に閉じておこうと思った心の中の秘密の場所の鍵を開けてしまった。
受け止めるだけでよかったのに、
そしたら、まだ親友でいられたかもしれないのに。
大きな物を失ってしまって、彼女はとても後悔している。
この後悔はずっと、永遠に続くように今は感じているようだ。
時は流れる。周りも変わる。
いつしか、この苦しみが浄化されることを願っている。
ラララ
最高の気分で、ラララなんて歌うことは、もうこの先、一生ないと思う
そう私には社会的後遺症があるのだ
何度も何度も色々な方法を探して、別の世界にいくことも考えたが
壊れた世界に戻ることにした
例え、どんな罵声を浴びせられようとも
寝ている最中や、夜明け前に質問責めにあったとしても
私はこの世界に留まる選択をしたのだ
私は加害者
無期懲役なのだ
覚悟して毎日生きなければならない
他に選択肢はないのだから
「風がはこぶもの」
私は風になりたい
風になって、貴方の元へ金木犀のかをりを届けられるから
そうしたら貴方は思い出してくれるかしら?
私に金木犀は二度咲くことを教えてくれたことを
風になったら桜の花びらを貴方の元に届けたい
そうしたら、思い出してくれるかしら
貴方と見たお城の桜を
貴方との思い出はそんなにたくさんではないし、写真も全て捨てたけれど
ふと脳裏を過ぎることがあるの
だから、あなたもそうであったら良いのになと思ってしまう
きっと叶わぬ願いだから
風になって
思い出すきっかけを届けたいのです
最後の私は消し去って、
初めて出会った時の、まだ病気になる前の私だけを思い出してほしい。