ラララ
最高の気分で、ラララなんて歌うことは、もうこの先、一生ないと思う
そう私には社会的後遺症があるのだ
何度も何度も色々な方法を探して、別の世界にいくことも考えたが
壊れた世界に戻ることにした
例え、どんな罵声を浴びせられようとも
寝ている最中や、夜明け前に質問責めにあったとしても
私はこの世界に留まる選択をしたのだ
私は加害者
無期懲役なのだ
覚悟して毎日生きなければならない
他に選択肢はないのだから
「風がはこぶもの」
私は風になりたい
風になって、貴方の元へ金木犀のかをりを届けられるから
そうしたら貴方は思い出してくれるかしら?
私に金木犀は二度咲くことを教えてくれたことを
風になったら桜の花びらを貴方の元に届けたい
そうしたら、思い出してくれるかしら
貴方と見たお城の桜を
貴方との思い出はそんなにたくさんではないし、写真も全て捨てたけれど
ふと脳裏を過ぎることがあるの
だから、あなたもそうであったら良いのになと思ってしまう
きっと叶わぬ願いだから
風になって
思い出すきっかけを届けたいのです
最後の私は消し去って、
初めて出会った時の、まだ病気になる前の私だけを思い出してほしい。
question
「なんで?」
どう考えても答えは出ない
なるようになってたんだろうし、
その選択をしたのは自分なのだ
たとえ時間が戻せたら、その道は選ばなかったと強く思っても
時間は戻せないし
なかったことにはできない
なんで?
自分はそっちを選んだのだろうか。
何が自分を突き動かしたのだろうか。
その時、常に伴走してくれるもう一人の自分は隠れてた
ブレーキは効かなかった
なんで?
私はいつも間違うのだろう
もう間違えたくない
これ以上の苦痛を周りに与えたくないのだ。
「約束」
その日僕は彼女と20年ぶりに再開した。
彼女と食事をし、分かれ間際に
彼女が言った約束
彼女は覚えているのだろうか、
忘れようとしているのだろうか、
いや、
忘れたのだろう。
僕には僕の
彼女には彼女の住む世界がある。
繋がりそうで繋がらない。
繋いだ手をいつかは離さないといけないように。
ひらり
今日のお題「ひらり」
藤井風さんの歌が頭ん中流れる〜
何かが舞い降りてきたらな
私はどうも血縁には恵まれない星の下に生まれたようだ。
四柱推命で占ってもらった時そう言われた。
早く独立してないといけなかったそうだ。
過保護で過干渉に育てられたからそれを愛だと思ってた。
愛であったかもしれない。
でも、わからない。
愛って苦しいものじゃない、
と私は思うからだ。
愛が重いとか言う人いるけれど、
本当の愛は重くなんてない。
ただ、そのままを愛する。
それが愛だと思うからだ。
ひらり、ひらり、と舞い降りてこないかな。
あるがままで愛される魔法がほしい。