sweet memories
最初に感じた感触は、熱くて 温かな
口腔内に感じた温度 ぶ厚い物が絡まって
歯並びの前 後ろ 奥歯の前 後ろ
頬の肉の裏側まで侵入してくる。
私の物と絡まって蜜を吸う
そんな官能的な甘い 甘い記憶が
私の脳を焼き付けた。.....
風と
風とお喋りしているみたいに小鳥が
ピーチクパーチク鳴いている。
いや 本当は、親鳥がとって来る
餌を待っているだけなんだけれども....
嘴を大きく開けて鳴いている
まるで風と歌っているみたい!
いや 本当は、親鳥がくれる餌の
順番を待ってるだけなんだけれども....
それでも風を遊び相手にして風と遊んで
親鳥を待って居る様に見えるのは、
私だけなのかなあ....。
軌跡
何かを続けるって大変だよね.....
続けると言う事は、それだけで道を
作ると言う事.... その道が軌跡になって
やり続ける事がやがて奇跡になって
いくんだね.....。
好きになれない、嫌いになれない
貴方の好きな人は、私では無い だから
私は、貴方を好きになれない
貴方は、私に何の気なしに話し掛ける
他意も何も無い自然体の笑顔を私に
向けてくれる
だから私は、貴方を嫌いにはなれないんだ
酷いと貴方を詰れたら少しは、この気持ちも楽になれるのかなぁ....
でもそんな事をしたら貴方に嫌われちゃうから絶対にしないけど..... だけど絶対に
好きにもなれない.... だって絶対に
好きになっちゃいけないんだもん....
これは、恋人が居る人を好きになってしまった 私への罰なのだ....きっと....
だから今日も私は、貴方を好きになれない
きっと永遠に好きになれない....
略奪愛も出来ない そんな度胸無いよ....
だって貴方の恋人も私の大好きな人だから
..... だから私は、貴方達を好きになれない
貴方達を嫌いになれないんだ....。
夜が明けた。
空が白み始め ゆっくりと夜が明けて行く
隣で眠る君の寝顔を見る。
薄い瞼を縁取る睫毛 小さな白い頬
ふんわりとした君の柔らかい髪その柔らかい感触を手の中で弄んで居ると
衣擦れの音がして君の長い髪がシーツで揺れる君が大きくて丸い目を僕に向けて
首を傾げて僕を見る
「おはよう」君のあどけない表情に
僕の口元が緩む「おはよう」僕は、目元を
緩め君にしか見せない笑顔で返事をする
「何で笑ってるの?」君が不思議そうな顔で僕に聞いて来る
僕は、「夜が明けて急に明るくなったから
目を細めてただけだよ!」と答える
君は、そんな僕を見てクスクスと笑う
そんな君の笑顔を見て僕は、今日も幸せを噛み締め今日も良い一日になると確信するのだ!