まだ見ぬ景色
まだ見ぬ景色を求めて 旅に出よう!
行き先を決めず 行き当たりばったり旅行
鞄に トラベルグッズ カメラ
パスポート その国の紙幣などを詰めて
人の暖かみに 触れ その国 独特の
食べ物を食べ その国の建造物や
モニュメントを見上げ まだ見ぬ景色を
カメラに収めて 一つ 一つの写真を
アルバムに貼り付け まだ見ぬ景色の
ページが増えて行く にこにこの笑顔と
共に.....。
あの夢のつづきを
胸に燻るあの衝動を 頬に伝う涙の意味を
僕は、知らない
いつも同じ所で 僕は、目が覚めそうして
今の状態になる。
何故 僕は、泣いているんだろう....
その理由は、分からない
唯 誰かの笑顔が記憶から鮮明に
映し出されて離れない
そうしてあの時 誰かが紡いだ言葉も
聞き取る事が出来ない
願わくば あの夢のつづきが見れたなら
誰かが紡いだ言葉も聞き取れるのに.....
いつも続きが見れないから
ベットで起き上がった僕は、
胸にぽっかり穴が開いた 切ない
空虚さだけが残るんだ....
ねぇ 君は誰..... 誰なの.....?
そう尋ねても 夢の中の君は、優しく
微笑むばかりだった....。
あたたかいね
こたつでぬくぬくあたたかいね
君とくっついて また体温が上がる。
二人でこたつの中で足を絡ませて
横になって笑い合う 体も心もぽかぽかと
暖まり体の芯に熱が通って行く
このあたたかさは、きっと....
君が隣に一緒に居てくれるからだね!
未来への鍵
人は、一人一人それぞれの鍵を持っている。
その鍵をいつ 使うかも君自身が決め
選択できる。
その鍵を使って、開ける扉も 君自身が
いつ開けるか開けないかを決めて良いんだ
未来へ続く君専用の鍵 そこに広がる
君専用の扉
扉は、君が鍵穴に鍵を差すのを
何時までも待っている。
だから悩み 立ち止まっても良い
扉は、鍵は、君の答えを決断を何時までも
待って居るんだから。
星のかけら
「これは、星のかけらだよ!」そう言って
やんちゃな近所のお兄ちゃんは僕につやつやに磨き抜かれたキラキラした丸い石を見せてくれた。
石は、最初 青みがかって見えた
けれど光の加減で赤みがかって見えるし
黄色味を帯びている様にも見えた。
あの時 お兄ちゃんが掌の上で見せてくれたキラキラした石が本当に星のかけらだったのかは、分からない....
けれど体が弱くいつもベッドの上で窓から
外の景色を見て憧れを募らせていた僕に
対してのお兄ちゃんなりの優しさだったのかもしれない
それでも僕は、あの時お兄ちゃんの手の中で輝いていた石が 僕が憧れた景色の全てだと確信出来る程 あの日の光景は僕の
胸に焼き付いて離れない....
それにお兄ちゃんなら夜空から本当に星を
取ってきても あり得る事だと思えてしまう
だってあの時 僕に手を広げたお兄ちゃんの笑顔は、星空の様に輝いて とても
誇らしく見えたから 僕は、お兄ちゃんの
その笑顔を誰かに自慢したいと心の中で
強く思えたのだった....。