神様へ
【神様へ】
・お供えは神様にお供えした物です
だからどう扱おうが貴方の自由です。
だけどいくら寿命が長くて老いないからって 少し食べ過ぎではないでしょうか?
神としての威厳を保つ為にも少し控えた方が良いと思います。
・人間の願いは真面目に聞きましょう
人間は欲深過ぎると貴方は良く
言いますが貴方は人間の願いで
成り立って居るのです。
人間が貴方を神として崇拝信仰してくれるから貴方の存在は保たれて居るのです
その事を良く自覚したまには人間に
目をむけて下さい
何も願いを叶えろとは言いません
そんな虫の良い事願えません
唯背中を押されるきっかけとして
願える場所が欲しいのです
欲深い人間は挫折もしやすいですが
乗り越える力も強いのです。
神はそんな人間を滑稽にそして
面白可笑しく所謂余興として
たまに気まぐれに手を貸してやろう位で
良いので唯そうやって娯楽の一部として
ご覧になって下さい
だけどその願いだけは真面目に捉えて
下さるだけで私達人間は嬉しいのです
たとえ神様にとっては取るに足らない願いで下らない願いだとしてもそれだけで
また私達単純な人間は頑張れるのです。
長くなりまた説教じみてしまい申し訳
ございません
神様にとっては唯の戯れ言として聞き逃してくれてかまいません
私達人間は誰かに自分の気持ちを愚痴り
たい生き物なのです
神様はどうかそんな人間を鼻で笑って
仕方無いと呆れながら見守っていて下さい
それが私達人間の願いなのです。
快晴
晴れ晴れとした澄んだ青空
私はベランダに布団を干す
ぽかぽかの太陽の光を吸い込んで
フワフワになった布団で寝るのが
楽しみだ。
それを夜の楽しみに取って置き
今日も掃除 洗濯 子供の送り迎え
買い物 ご飯作り 頑張るぞ!!
と心の中で気合を入れた。
遠くの空へ
小さな子供が泣いている。
燥ぎ過ぎて手を離してしまった様だ
視線を上に向けると風船がふわりと
遠くの空へ放たれ高く高く浮かんで行く
僕はあの風船は最終的にはどこへ
行くんだろうと疑問が浮かぶ
子供は泣きやんで落ち付いたらしい
しかしさっきよりかなり落ち込んでいた。
風船にはもう手が届かない
子供が悲しそうな顔で遠くの空に
行ってしまった風船に向けて手を
伸ばしていた。
僕は青い空に赤い風船が遠ざかって行く様を携帯画面の枠の中に収めた。
手の中にはもう戻らない赤い風船が
空の中で一つだけ赤く輝いていた。
言葉にできない
もっと他に言う事があるかもしれないのに
言葉がでて来ない 込み上げてくる涙に
邪魔されて嗚咽が喉からせり上がって
言葉を飲み込む事しか出来ない
嗚呼嬉しいのに言葉に出来ない
君の姿がだんだんと自分に近づいてくる
「あ....あっ...」1音しかでて来ない
そうして自分の姿を確認した君が
「ただいま!!」にっこりとした笑顔で
君が私に向かって両手を広げる
私は言葉に出来ない思いを振り切って
掛け出す。
そうして君の胸の中に思いっ切り
飛び込んだ。
「おかえり!!」
春爛漫
桜満開 春爛漫
花より団子と分かっていても
桜の下でお弁当を広げて お花見をしてしまう自分の悲しい性
桜さん許してね ちゃんと桜も見てるよ!
もちろんゴミは持って帰るからね
なるべく静かにお酒は控えめに
そして満開の桜を見ながらの食事は
心が風流になる
だんだんと散って行くのは分かっている
けれどそれでも春になると桜を見に行き
たくてしょうが無くなるのだ。