2/23/2024, 1:59:21 PM
Love you
愛をこめて花束を。自動再生されていくプレイリストを流し聞きしてると、その曲が妙に耳に届いた。タイミングよく花屋が目に入る。同棲している彼女のことを思い出す。最近は一緒にいることが当たり前になって、ろくに感謝も愛も伝えてない。なんでこんなに物事が揃うんだろうか。
「あー、もう!」
俺は髪を掻きむしって、花屋へと入る。彼女への愛を渡すために。
2/22/2024, 1:06:01 PM
太陽のような
視界がキラキラしている。人がこんなに輝いて見えるなんて初めてだ。君の笑顔は、太陽のように溢れんばかりの輝きに包まれている。
2/21/2024, 3:22:34 PM
0からの
もうすぐ大学生活が始まる。地元から離れたところに進学したから知り合いはいない。0からのスタートだ。
2/20/2024, 2:03:55 PM
同情
同情ってなんだろう。小説の主人公が叫んだ言葉。「同情なんてやめて!」同情ってなに。分からない。そんな風にたまに思い出したようにぐるぐると考える。
2/19/2024, 1:48:04 PM
枯葉
「枯葉も山の賑わいって言うけど、あれ本当かなぁ」
足元の枯葉をざっざっと蹴りながら俺は呟く。
「賑わいっていうか薬の方が合ってると僕は思うよ」
「どーいうこと?」
賢い君の言うことが分からず聞き返す。
「枯葉は落ちたあとは肥料になるんだ。腐葉土ってあるでしょ?あれって枯葉を使ってるんだよ。肥料ってことは薬みたいだよねって思って」
「なるほどね…」
君は俺と違う視点で世界を見れるんだな。そう思ったら少し哀しくなる。
「…どうかした?」
そんな思いが漏れてしまったのか、君が顔を覗き込む。哀しいなんて悟られないように、慌てて誤魔化す。
「んー?なんもねーよ?」
多分、賢い君は俺なんか置いて広い世界に行っちまう。そんな確信がどこかにあった。その時が来るまでは、君の近くにいたい。そんなことをどこにいるかも知れない神様に願った。